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10年靴談話録其の弐

[No.302]  御海苔   2010/09/05 (Sun) 20:57:38

すいません
14行目の”対ナポレオン”の部分は飛ばして読んでください。

V9世代  女王様ブーツ  

 

[No.301]  御海苔   2010/09/05 (Sun) 20:47:19

6アイレット=クラシックの理由

判らないのが癪だったので調べてみました。
6アイレットと明確に規定している靴をまず調べました。そうしたら、ありました。ありました!
ブルーチャ―・ハーフ・ブーツ(Blucher half boots)です。かんの良い人だとお判りかと思いますが、ブルーチャ―・オックスフォードの前身です。型としては、くるぶしを覆う程度の丈(4~5インチくらいでしょう)、つま先は一枚革(プレーン・トウですな)又は一文字(ストレート・キャップ)、鳩目は6対の外羽式となっています。つまり、プレーン・トウの丈を僅かに高くした靴型と思われます。
当初は軍靴として履かれましたが、1817年頃より普段のおしゃれ履きと用いられ、以後20~50年代にかけて流行したとあります。ちなみに型名の由来は、諸国民解放戦争(1815年終結)の英雄ゲプハルト・レベレヒト・フォン・ブリュッヘル将軍(プロイセン軍所属)が考案したデザインであるためとのことです。
その後1860年代になって、この靴型をアレンジした(丈を詰めただけですが)ブルーチャ―・オックスフォード(またの名をダービー・シューズ)が登場します。
ここからは私の推測ですが。流行の年代が1820~1850年のところに注目しましょう。ジョンストン&マーフィーの創業が1850年です。しかもジョンストン&マーフィーの創業者は、英国の靴職人ウィリアム・ダッドレーという人物ですから、英国在住の間はこの靴型を受注していたのではないでしょか?そして、創業と同時に陳列した靴のラインナップにブルーチャ―・ハーフ・ブーツがきっとあったのではないでしょうか?また同時期に米国で創業したであろう靴屋さんも、英国で流行している6アイレットのブーツとして店先に並べたのではないでしょうか?やがて英国同様に1860年頃登場するのが、6アイレットのブルーチャ―・オックスフォードでないでしょうか?それが創業当初からある靴型が6アイレットのために米国では、クラシック・スタイルは6アイレットであるとなったのではないでしょうか?
ただこの推測には欠点があります。英国ではクラシック・スタイルではないのかという点です。このころの政治的な事件というのは、1870年のヴィルヘルム一世ヴェルサイユ宮殿の戴冠式を行っています。これは対ナポレオンでヨーロッパ諸国に衝撃を与えたのはいうまでもなく。19世紀末になると、ドイツの国力の伸張により、次第にイギリスとドイツとの対立関係が深まっていき、イギリスとドイツ(=プロイセン)は海上における覇権を競いあった。そして、イギリスは覇権維持のため、1904年にフランスとの長年の対立関係を解消して英仏協商を締結するに至ります。
このことは、英国を上げて反ドイツ的な政治風潮となり、プロイセン的なブルーチャ―・オックスフォードよりもヴィクトリア女王(在位1837~1901年)の夫君アルバート公爵(ザクセン=コーブルク=ゴータ公子アルバート)の考案になる靴型コングレス・ゲーターやサイドゴア・ブーツ、とりわけバルモラル・シューズ=鳩目4対の内羽式黒エナメル、スクエア・トウに人気が集まったのではないでしょうか?そして、第一次世界大戦に突入していきます。
まぁ今の日本人には、プロイセンもザクセンもひとまとめでドイツって括りになりますが。
一方米国は、ヨーロッパ全土からの広く移民を受け入れていた時期でもあり、反プロイセン的なところが薄く(事実第一次世界大戦には非参戦)。良い物は良いという土壌からオリジナルスタイルのブルーチャ―・オックスフォードが永く守られたのはないでしょうか?また、同時期に店頭に並べられたら6アイレットと4アイレットの靴で見栄えの良さで人気があったのは6アイレットかな~
まとめとして、私的には4アイレットでも6アイレットでも3アイレットでも、履くための靴である限り(売るための靴の反対)、靴の本質をはずしていないのでクラシックと呼んでも差し障りはないのかなと思います。

長くなりすぎるために、靴の左右、靴の市民化、ブーツからシューズ、マシンメイド変遷とかもこの時期に集約されているのですがあえて触れておりません。どなたかフォローしてください。

V9世代  女王様ブーツ  

 

[No.300]  山下大輔   2010/09/04 (Sat) 23:31:45

8月は飲んでばかりいたせいで、ただ今金欠中です……(いつも金欠)。

★ぢんたさん★
ご存知かと思いますが、僕が01年3月にパリ旅行した際、ジョン・ロブ・パリのビスポーク・シユーズ価格は一足30万円ほどでした。今は為替にもよりますが、その倍ぐらいするそうで、値上がりが凄いですよね……。


★御海苔さん★
エルメスもペリンガーを使っているのですね。情報、ありがとうございます!ペリンガーは評判が良いですが、エルメスも使うとなると、説得力増しますね……。


★hanaishiさん★
ご無沙汰しております!ブリフト・アッシュさんでのクラック補修、僕も興味あります(笑)。いつか僕は、チャーチをお願いしようかと思っております。
でも、メイカーによって修復度合いが違うんですね……。やはりエドワード・グリーンのブラック・カーフは、それだけ繊細、或いはクロームなめしによるコート層が硬いのでしょうか。


★フルブローグさん★
はじめまして!山下大輔と申します。お持ちのライト、僕が以前に見たのはフローシャイムやオールデンを思わせる、いかにもアメリカ靴な、ゴツイフォルムの外羽根ウィングチップでした。202ラストのようなモデルもあるんですね、知りませんでした。ライトは僕もよく知らないのですが、サイトに書きましたとおり、井上源太郎さんが誉めていたのが印象深いです。

あと、6アイレットがクラシックと言うのは、トニー・ガジアーノさんも話していたそうです。アメリカ靴限定の話なのでしょうか?もっとも、フォスターの松田さんは、5アイレットでもクラシックとの事でした(笑)。


★札幌さん、あんぽんたんさん★
デュプイの廃業、僕も別方面から耳にしました。そのまま消滅してしまうのか、体制を立て直して復活するのか、または誤情報なのか、気になるところですよね。


★サンタクルゾーさん★
二足目のフィット向上具合、楽しみですね!


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.299]  御海苔   2010/09/04 (Sat) 08:20:57

クレマチスさんのところに行ってまいりました(オーダーはしていません)。

ビスポークの概要
1、製作 高野圭太郎さん一人(鞄の方は小松直幸さん)
2、経費 約37万円~(発注時半金、引渡時残金、カード可)
3、納期 約1年(~仮縫い約8か月、~中縫い2か月、~引渡2か月)
4、素材 エキゾチックレザー有、ラバー可、ベルトオーダー可

仮縫いはオーダー品に近い革質を選択し、気の済むまで何回でもOKとのこと。中縫いと云うのは靴の工程では一般的には用いられないですが、私独自の云いまわしでオーダー素材で最終調整と理解してください。
一足目であっても、高野さんの判断でフィッティングの一部を省略する場合があるとのこと(その分経費・納期の縮減が可能)。
ハウスデザインは、健康的でスタンダード。ちょい悪オヤジ(かなり悪いオヤジも)には向かない。まぁビスポークですから、悪オヤジ向けの味付けも可能だろうとは思いますが・・
専用のフィッティングサンプルを用意してあるので、フィッティングの好みを伝え易い。
エキゾチックレザーも思った以上の在庫がありましたが、好みにあうかどうかは運ですね。
そうそう、カールフロイデンベルグの在庫もありました。
また、九分半仕立て(ウェストがハンド)にも注目したい。

ちなみに、鞄のオーダーも可能です。一応共通した革のサンプルもありましたが、靴と共通の革を使用するってのはあきらめた方が良いですよ。靴と鞄では、革に要求する性能がほぼ正反対です。

V9世代  女王様ブーツ  

 

[No.298]  フルブローグ   2010/09/03 (Fri) 21:16:37

御海苔様

 なるほど。まさか足が大きいからアイレットも増やしたなんて(笑)あるはずも無く。横幅は気づきませんでした。


サンタクルゾー様

 なるほど近そうですね。もう一本向こうの通りです。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.297]  サンタクルゾー   2010/09/01 (Wed) 21:21:37

フルブローグ様

 ご連絡ありがとうございます。ちょうど日下さんのお店の裏あたりのようです。是非行ってみようと思います。ありがとうございました。

キン肉マン世代  英国靴  

 

[No.296]  御海苔   2010/09/01 (Wed) 21:20:34

フルブローグ様

難題です。正直に申し上げて判りません。
ご指摘の通りにジョンストン&マーフィーもアレンエドモンドもストレートチップモデルに6アイレットの靴をラインアップしております。しかしながら、他の靴型には5アイレットも4アイレットもラインアップしております。一方のジョン・ロブ(ロンドン)の1939年頃だと思われるカタログが本家のHPに載っておりますがこちらは5アイレットです。
これ以前の情報となると、ブーツがメインの時代になってしまいますので、単純な比較ができません。
余談ですが、アメリカではシューズ・ブーツは非常に貴重な物で、墓を荒らしてまでブーツ・シューズを盗む輩が1960年頃まであったと聞いております。その思い入れは、日本人の我々にはかりかねる部分でもあります。

足入れについて云えば、僅かに数ミリしか違わない6アイレットも5アイレットも決定的に違う要素はありません。ただし店頭に並べた場合、印象は大分違うものがありますので、売るための商品とした場合製造原価が1$高くても販売価格が2$高く売れて1足でも多く売れればそれは勝ちです。
そのためにあえて6アイレットを残して、古くからある靴型=クラシックという構図にしているのではないでしょうか?

似たような事ですが、アメリカの定番靴と云われるものはイングランド系のそれより穴と穴の間の横幅が狭いですよね。

まぁ、実質的な機能差はありませんので、意匠・作風と考えておいた方が平和かと思います。

ビートルズ世代  冥王星製靴  

 

[No.295]  フルブローグ   2010/09/01 (Wed) 15:04:02

御海苔様

 教えていただきたいことがございます。クラシックなアメリカ靴界では「クラシックなスタイルといえば6アイレット」という考えがあるようですが、イギリス靴では聞きません。
 これはどういった流れというか歴史によるものなのでしょうか?

教えないぞ  英国靴  

 

[No.294]  あんぽんたん   2010/09/01 (Wed) 14:25:35

デュプイの廃業はデマとの話もあるようですが、本当に廃業したのですか?

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.293]  フルブローグ   2010/09/01 (Wed) 14:03:40

サンタクルゾー様 

 はじめまして。そのお店は、下記が店舗ウェブサイトです。駅側から見て狸小路に一本向こうの、すすきの手前の道路を右方向へ10分も歩くとございます。原宿にでもありそうな、サンスペルやセントジェームズ、トリッカーズのカントリーと共に、古着のバーブァーや靴が混在した不思議なお店です。お時間ございましたらどうぞ。
http://archstyle.tv/

教えないぞ  英国靴  

 

[No.292]  御海苔   2010/08/31 (Tue) 20:27:30

デュプイ廃業

自分でも意外でしたがデュプイは三足しかありませんでした。順不同
1、ボルドー色のウィロウ・カーフ(エプロンフロント・ダービー=所謂ドーバー)
2、ベージュ*ブラウンのカーフ(コレスポンディング・ウィングキャップ)
3、真っ赤なカーフ(ブラインド・ブローグ ノン・ピンキング ソロ・ステッチ) 
(1)は、まぁ普通のセンスですので普通に履けます。(2)は、行く場所次第で履けます。(3)は、何処で履けば宜しいんでしょうか?
パーティー会場で、30%オフかなんかでオーダー取っておりまして、酔った拍子につい・・・・(不思議なことにウィングの丸みの加減・ステッチの調子・べベルの塩梅・底の厚さ等全部自分で指定しておりました。)恐るべし酒の勢い・・良い子は真似しないでね

フランシーヌの場合世代  赤い靴  

 

[No.291]  サンタクルゾー   2010/08/31 (Tue) 18:38:28

山下様、皆様、こんばんは。

 毎日暑い日が続いていますね。ペナントレースもいよいよ大詰めですが、我が日ハムはなかなか調子に乗られず、もがいておりまする。ダルビッシュ勝ってくれ~。

御海苔様
 始めまして、いつも勉強させていただいております。注文靴が上手くでき上がらなかったときの責任は職人と注文主が50:50との話、実感しております。頼んでいる2足目がそろそろ出来上がってきます。今回は大分思うところを伝えております(まだ少々遠慮あり)。さて出来上がりの程は・・・。

フルブローグ様
 始めまして。来週末(11日)に札幌に行けるよう予定をあけております(そろそろ靴を受け取る頃のはず)。宜しければ、そのビンテージ靴がおいてあるお店を教えていただけませんでしょうか?時間があれば、寄ってみたいのです。ただし、最近の札幌を歩き慣れていないので、たどり着けない可能性ありですが・・・。なお最近、既製靴は購入していないので、本当に見るだけです(?)。
 宜しければ、どうぞお願いいたします。

キン肉マン世代  英国靴  

 

[No.290]  フルブローグ   2010/08/31 (Tue) 08:50:52

御海苔様

 情報ありがとうございました。なんとも素敵な靴で、シェイプも素晴らしかったです。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.289]  御海苔   2010/08/31 (Tue) 06:12:44

札幌様

デュプイもついに廃業ですか、一昨年あたりから実質の輸入は止まっていたようです。
2000年前後の環境問題に絡む設備更新に手が回らなくて廃業と、デュプイのように狂牛病・口蹄疫等の家畜疾病による原皮調達が思わしくなく廃業の2パターンあって(前者はカールフロイデンベルグ、後者は今回のデュプイとなりますね)、今後のビスポーク・グレードの素材確保は大変のようす。

真っ赤とみどりならデュプイも残ってますよと言われておりますが、赤は作っちまったし(>汗<)みどりはね~
いっそのこと黄色も入れて、シグナルカラ―の3色コレスポンディングシューズはいかがですか?町中の視線の矢を浴びまくりで、メンテナンスが大変ですが・・・

蛇足ながらエルメスの革調達先は、ぺリンガー等にシフト済みのようです。

てなもんや三度笠世代  赤い靴  

 

[No.288]  札幌   2010/08/30 (Mon) 21:49:27

kokonのブログにデュプイが廃業したとありましたが本当なんですかね。革選ぶ選択肢がますます狭くなりますね

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.287]  御海苔   2010/08/30 (Mon) 19:58:38

フルブローグ様

Wrightについてですが、おそらく「Wright arch preserver shoes(現在のE.T.Wright )」ではないでしょうか?これならばJohnston&murphy, Florsheimあたりと同格であり、米国大統領や政府高官の履物で、靴の形をした米国の顔といえます(’70年代前半の情報)。他二社に比べれば日本での知名度は低いです。
チャーチが007=ジェームス・ボンドなら、きっとWrightは0011=ナポレオン・ソロか?(わかんないだろうな・・)
オークションとかにも出ていますので、その解説も参照してください。

これは伝聞情報になりますが、「Wright arch preserver shoes」の真ん中の単語二つに注目してください。土ふまずを保持すると云う意味になるのですが、その名のとおりの機能を持っていたとのことです。今でもアーチフィットに無関心な靴メーカーがあるなかで、’70年代にすでに取り組んでいたということは隠れた名品ではないでしょうか?

メソポタミア文明  歩いたらピカピカ光るスニーカー  

 

[No.286]  御海苔   2010/08/29 (Sun) 21:28:32

フルブローグ様

左側にある革靴資料館から入って、ルーマニアのサン・クリスピンという工房の製法をご覧ください。下の方にある靴はハンドソーン+ウッドぺイスという製法です。結構あちらこちらで使われている技法です。
また、解説にもある通りグッドイヤー+マッケイはジョン・ロブ(パリ)の既成の一部にも使用されております。
こちらを先に紹介すれば良かったかな。

OEM品は、オリジナルに若干手を加えるバイヤーが多いですのでピンキング無しはそのためかと思います(それでオリジナリティを出すのと目くらましのためかと)。
私が持っていた(約30年前に購入)、チャーチの3アイレット・プレーントウ(革は茶のスタッグ)・シングルソールでしたが、オリジナルの資料には無い代物でした。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.285]  フルブローグ   2010/08/29 (Sun) 18:50:39

御海苔様

 昔のボノーラ製法ですか?今度また見に行ってきます。Wright自体はなかなかな靴(だった?)のでしょうか?

 私は95年くらいにオースティン・リードにはまって本国から買っていました。その頃、90年出版の『A TOUCH of CLASS』というオースティン・リードの歴史を綴った本を売ってもらいました。その本で見る限り、インソックにあったのは50年代~80年代のロゴでした。90年頃はチャーチとバーカーを扱っていると聞きました。そのフルブローグはピンギング無しというなんとも不思議な靴でした。セミブローグのピンギング無しはトリッカーズにも見られますね。しかし、英国ブランドがなぜわざわざ米国に...ちなみにコードヴァンではありません。しかし御海苔様はお詳しいですね。私は30代でやっと初めてのビスポーク靴です。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.284]  御海苔   2010/08/29 (Sun) 16:56:23

フルブローグ様

もしかしたら、グッドイヤーとマッケイのミックス製法かも知れませんね。
該当する中底のステッチ部分外側のコバが急激に狭くなっていて、ダシ縫いが無ければ間違いなくグッドイヤーマッケイです。

ウェストを強烈に絞り込みたいデザインのとき等に、コバ幅を狭くする(又は無くす)ためにマッケイ縫いを一部だけ使用されることがあります。決して手抜きではありません。
趣旨からはちと外れますがマッケイの詳しい事は、「小笠原シューズ」のブログ2010年2月に載ってます。
http://sinando.sblo.jp/

米国製のオースティン・リード靴ですか。う~ん・・・
一番考えられるのは、靴が作られた当時本国でオースティン・リードネームの靴が販売されていなかった?なので現地調達で米国靴かな(バーバリーネームのハンカチみたいな)。
あとは、’40~’60年あたりにかけて米国では自国産業保護(軍事産業がメインだったと思いますが)のために高関税をかけていたこともありますが、靴は対象じゃないと思います。(時計がこの時期対象になっていたためにロレックスが米国組立だったって聞いたことがあります)。まぁこのクラスのブランドは安い事が条件じゃないと思いますのでこの線はないかな。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.283]  フルブローグ   2010/08/29 (Sun) 10:50:55

御海苔さん、はじめまして。

ヴィンテージだったのですが、5mm強くらいの縫い目が続いておりました。外見がグッドイヤーだったので、マッケイの縫い目では無いと思うんですが。その店には何故か米国製のオースティン・リードのヴィンテージ靴もありました。何故米国に発注したのか疑問です。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.282]  御海苔   2010/08/28 (Sat) 15:29:45

フルブローグさん 始めまして

どんなハンドステッチですか?

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.281]  フルブローグ   2010/08/28 (Sat) 13:39:56

はじめまして。
先日、札幌にて旧202みたいなシェイプの素晴らしい靴を発見し、Wrightと書いてあったので調べたらここに辿り着きました。
中にはハンドスティッチの跡も見え、ビスポークの英国靴かと思いました。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.280]  札幌   2010/08/28 (Sat) 00:14:42

宮城興業の木型作製オプションについて、問い合わせたところ、対応はできるけれど実際にはあまり実例がないそうです。やはり遠隔地からだと対面のやりとりできないので、難しいそうです。あと先日書いたオプションは、型紙を新規に作成するオプションで、木型を作成するオプションではないそうです。あくまでも木型は現在ある既存のES・CS・MDの3型で、その上に乗せるデザインを新たに作る、と言う事のようです。訂正します。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.279]  ぢんた   2010/08/26 (Thu) 14:42:12

>お願いしている靴屋さんでお願いする
日本語が変ですたね。

御海苔さん
チャッカの心得、ありがとうございます!

G&Gのオーダー会、今週末ですね。
私は今回ノーマネーノーアイデアですが

ピンク・レディー世代  餃子靴  

 

[No.278]  御海苔   2010/08/24 (Tue) 20:45:20

ぢんた様
新喜皮革のコードバンですか、ならば靴屋さんが入手できればの話ですが、「めがね」という形状の大きな奴(40DS以上)を仕入れて貰って一緒にベルトを(なかなか入手できないらしいですけどね)作れるか駄目もとで聞いてみてください(シューズクオリティのコードバンのベルトって流通していません)。

特にコードバンのブーツは曲がりずらい要素が余計に増えるので、かなり曲がりずらくなってしまいます。なので、職人さんに工夫して貰うといいですよ(履いた時にテンションがかからない踝から上の内張りを薄くするとか・・)。
ノルウィージャンのダブルソールは避けたほうが良いかと(階段の昇降ができません=かなり恥ずかしいですよ=経験者は語る)思います。言い訳しますが、仮縫いの時って階段の昇降なんて普通しませんからね。
最初はノルウィージャンのハーフミッドくらいで我慢して、オールソールの時にダブルくらいで良いかと思います。
一度目のオールソールで靴の完成度が100%になるって持論ですので(言ってなかったかも)・・・。
ビスポークと云えども、チャッカブーツは後姿が凡庸になりがちです。ブーツの後ろ処理をいろいろ見て研究なさってください。・・釈迦に説法でしたな・・
ブーツっていろんなテクニックと云うか装飾を取り入れられるんですが、チャッカブーツはそれらから距離を置いたデザインなんで、元々の素性(革と基本の製靴技術)の良さがもろに出ますよね。そこが好きな靴型なんです。
今日はここまで お粗末さまでした。

ウルトラマン世代  ハイヒール  

 

[No.277]  ぢんた   2010/08/24 (Tue) 13:31:30

御海苔さん
古幡さんの靴については当HPに画像提供してありますので靴愛好家資料館をごらんくさい。

新喜皮革=コードバン
これは現在お願いしている靴屋さんでお願いする予定です。
ぺリンガー=クリスペルカーフ
鞄屋さんとは藤井さんですか?
オーストリッチ
レッグじゃないんですネ(笑い)

ビスポークのコツ:
武器の使用は禁止とのことですがオミヤは結構持っていきます。
クレマンには扇子を持ってきましたw
以前「千虎流」に直接作成をお願いに行ったとき
おせんべもって行きましたが採寸までして結局流れましたorz

てなもんや三度笠世代  コンフォート・シューズ  

 

[No.276]  hanaishi   2010/08/24 (Tue) 00:23:51

山下さん、こんばんは。

ブリフト・アッシュさんの話が出たので、少し ...。

私は相変わらずエドワード・グリーンの靴を何足も所有していますが、特に黒靴はクラックの発生がしやすく、ブリフト・アッシュさんには4足ほどお世話になっております。
ただ私の場合は、相変わらず田舎暮らしなので、もっぱら宅配便で送付する方法をとっているので、残念ながらコーヒーをいただいたことはありません(笑)。

以前お店の方から伺ったのですが、クロケットやロブはきれいになるのに対し、グリーンの靴のクラックは完全には消えないそうで、たしかに私の靴でもクラックの痕跡が残っています。
面白いもので、(一般的には革質がよいとされている)古いものがきれいになるというわけではなく、12, 3 年以上前のマスターロイド(旧工場製)より 7, 8 年前の新工場製のグリーンの靴のクラックの方がきれいになっています。まぁ、マスターロイドの方が履き込まれていて、クラックが深かったというのも、一因かもしれませんが。

また、ウェット・クリーニングも利用したことがあるのですが、リフレッシュされて帰ってきて、とても気持ちいいです。心なしかタイトになった気がするのですが、気のせいでしょう。
ただ、グリーンならではボールペン?で書かれたラスト番号やサイズ、シリアル・ナンバーが薄くなってしまい、ちょっと寂しい気もします ...。

すみません、長くなって。
それではまた。

秘密戦隊ゴレンジャー世代  英国靴  

 

[No.275]  御海苔   2010/08/23 (Mon) 21:39:47

ロブロンドンについて
注文取ってるそばで木型をガシガシやってたので、ラストメークしているものだと勘違いしていたんですね。違うんですね・・・。

ぢんた様
ウィズがC相当のためいろいろ履きましたよ。だいたい年代順
1、フローシャイム(15~20歳くらいまで 1975~1980年)
2、オールデン  (18~25歳くらいまで 1978~1985年)
3、アレンエドモンド(20~45歳くらい1980~2005年)
4、チャーチ   (20~30歳くらいまで  1980~1990年)
5、ウェストン  (23~40歳くらいまで 1983~2000年)
6、Eグリーン  (23~50歳=今    1983~2010年)
7、トリッカーズ (25~50歳=今   1985~2010年)
8、ロブパリのお土産(25~40歳    1985~2000年)
9、Eマイヤー(26~50歳今 1986~2010年) 

買ったけど一週間履かなかった靴
1、ウォークオーバー (靴ずれが・・・)
2、ポールセンスコーン(中底に釘が残っていた)

ビスポーク・MTO・POはいろいろ
中でもギルドは多いですね。今の半額以下で作ってもらえた=過去形

注目している靴職人さん(金がたまり次第・・・)
1、古幡さん
2、福田さん

注目素材
1、新喜皮革=コードバン
2、ぺリンガー=クリスペルカーフ(鞄屋さんでみかけました コードバンより高い!って話ですが)
3、オーストリッチ(話の勢いですよ・・勢い)
4、ウッドハウスの6プライ(スリーピースは持ってるんですけどね)
5、ビキャッシュ(ビキューナ15%以上のやつ あれが最後かな・・)

ビスポークのコツ(靴にかぎりません)
1、自己暗示をかけて勢いを最高潮にすること!(自分にあった方法で)
2、職人さんを自分のペースに引きずり込む!(武器の使用は禁止)

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.274]  ぢんた   2010/08/23 (Mon) 17:44:41

アロハ!
夏期休暇をとってワイハーへ逝って来ました。
ワイケレ・アラモアナ・DFSとラルフ・RRL三昧。
いやー円高還元。しかしRRLのラギッドなトートを見て息子が
「こんなボロなのにそんなにすんの。パパ一杯喰わされタネ」と。
うーん。ちげえねえw
RHCのレザーソウルは見学のみ。残念。マハロー!

スキンステッチさん
ついにテキサスブロンコにスピニング・トーホールドを極められましたか!(意味不明)

御海苔さん
ロブロンでそんなに以前から作られていたとは・・すごく・・すごいです。
しかもお姉さまもゴイスー。
その他の靴遍歴も差し支えなければ御開示くださいませませ。
90年代初期、たしかロブ「パリ」のビスポは18万くらいからと雑誌にあった記憶が・・・

なんとなくクリスタル世代  アジア製靴  

 

[No.273]  山下大輔   2010/08/23 (Mon) 09:45:02

昨日の僕の書き込みについて補足でございます。

ラストメイクの際、”足型に近いラストの調整”だと限界があるのでは?みたいな事を書きましたが、この調整する前段階のラストが、既製やパターン・オーダーに用いられる汎用ラストではなく、ビスポーク用として、個人個人の足の個性を前もって反映させてあるラストでしたら、完成度の高いパーソナル・ラストは可能なのだろうなと思います。もちろん、職人さんに相応の腕前がある事は大前提です。

もっとも、僕はラスト削った事ない、素人ですけど……。

以前に聞いた話ですが、ドイツのラスト会社さんで、お客様から採寸した数値を送れば、コンピューターと機械を駆使して、パーソナル・ラストを作ってくれる会社があるそうです(何となく、採寸箇所多そうですね)。その後、職人さんが手作業でそのラストを微調整をするそうですか、微調整する前から、その完成度はそれなりに高いとか。
日本でも同様の事をやってくれるラスト会社さんはあるそうなので、日本のビスポーク・シュー・メイカーも上記ドイツのような手法を採っているメイカーさんはありそうですね(大抵そうなのかな?)。

ただ、採寸にも技術や経験が要求されますから、やはりラストメイクは簡単じゃないのでしょうね。

★札幌さん★
とんでもございません~。フォスター&サンのトランクショー、次回の日程は僕も知らないのです。これまでは年1回だったものの、できればペースを早めたいそうですが、実際はどうなるかまだ分からずです……。

宮城興業さん、マイラストのサーヴィスも始めたんですね!常にお客様を向いた姿勢で素晴らしいですね!仰いますとおり、お得感は高そうですよね。
先日、ようやくWFGさんにて宮城興業さんの既製の実物を見ましたが、想像どおりの高いクォリティ、そして良心価格にビックリしました。これがあれば、英国製既製靴は海外通販価格でも魅力ないような(笑)。もしマイラストでご注文されましたら、フィット感がどのようなものか、教えてやって下さい。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.272]  札幌   2010/08/22 (Sun) 23:35:49

 御海苔さんいろいろご教示ありがとうございました。ロブロンドン、パリはすばらしいですね。しかし、私には高嶺の花ですね。価格的に手が出ません。

 山下さんも丁寧にありがとうございます。いろいろ考えましたが、フォスター&サンが自分のニーズに一番合うかと思いました。ホームページのセミブローグ格好いいですね。履き心地も良く形も格好いいとなるとフォスターかなと思いました。
 高いお金出すなら、ビスポークでもラストを削っての調整のところで頼むより、自分のための木型をきちんと作ってくれるほうが良いと思いました。フォスターの東京でのトランクショーは8月行きたかったのですがすでに、定員埋まったとのことであきらめました。山下さん、注文会は年1回だけなんでしょうか。次回のスケジュールなど、もしわかれば教えてください。


 話変わりますが宮城興業のパターンオーダー、マイラスト削ってくれるオプションあるんですね。札幌の花菱だと本体3万1500円、オプションのマイラストは2万1000円でした。計5万2500円で機械縫いながら、木型削ってくれるのならばお得なのではないでしょうか。しかもデザインは自由みたいです。今度、モンクとかコブラヴァンプとか、普段からがんがん履くタイプの靴作ってみようと思います。オプションでアノネイやデュプイの革にしても6万5000円前後なのはうれしいですね。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.271]  山下大輔   2010/08/22 (Sun) 20:23:53

19日、靴好きにも関わらず、ようやく、生まれて初めて、ブリフト・アッシュさんに行って来ました~!アッパーの汚れ落としから乳化性クリームにポリッシュ、そしてインソールとアウトソールのケアまでやってくれて、しかもドリンク付!これで1,500円そこそこですから、価格的にも、内容的にも満足のサーヴィスでした!

ブリフト・アッシュさんでは、仕上げのブラッシングに山羊毛を使用しておりました。理由は毛先が細く、柔らかいだからとか。僕も山羊毛のフェイスブラシを髭剃りの際に使っておりますが、確かにふわふわした、優しい肌触りなんですよね。

★札幌さん★
フォスター&サンのラストメイキングでは、”ラフターン”と呼ばれる部材を削ってラストを作っていきます。このラフターンはパターン・オーダーのラスト(ベースラスト?)のように、注文主の足型に近いサイズのラストではなく、足の形をしながらも、その大きさはハウススタイルのモデル各サイズ3倍くらい(!)だそうです。要するに、ブロックからいらない部分を大まかにそぎ落とした状態にすぎないため、ラスト全面全て削り込め、まさに、ラフな形状のラストのようです。

実際、僕もテリーさんやミッキーさんのラストメイクの様子を見た事がありますが(拙サイトのテリーさんについてのページに動画もあります)、その作業はひたすら削って、削って、削ってでした。

それだけラスト作成の自由度が高い作業なので、札幌さんの仰います、”ベースラスト削っての調整”と言うお言葉は、当てはまらないのではないでしょうか。言うまでもなく、”削り有のパターン・オーダー”とも、全く別物です……。

なお、ジョージ・クレヴァリーもラフターン使用だそうでして、このラフターンによるラストメイキングは、英国ではかなり古くからメジャーに行われているそうです。

また、ラフターンの形状は各メイカーによって違うそうで、それがハウスタイルに繋がっているのかな?と思います。

以前に僕も書きましたが、”足型に近いラストの調整”ですと、部分部分に元のラストの形が残ってしまい、どこかで足に合わない箇所が出てくるのではないでしょうか。僕自身のフォスター&サンのビスポーク・シューズを見ると、その複雑かつ左右非対称な曲線に、”足型に近いラストの調整”だと、このラインはおそらく不可能だろうなとつくづく感じます。


★御海苔さん★
反論のようでいささか恐縮なのですが、ジョン・ロブ・ロンドンのラストメイキングはブロックから仕上げるのではなく、基本的にはストックされている昔の注文主のラストから近いものを選び出し、そのラストを調整して仕上げるのだそうです。

ジョン・ロブ・パリは一応ブロックからだそうですが、Men’sEx誌によると、仕上がり予定の1cm手前までは機械で削り、職人さんが削り出す作業はその後だとか……。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.270]  御海苔   2010/08/22 (Sun) 20:17:33

ジョン・ロブ(ロンドン=ビスポーク)最後の一足が退役しました。

三足あったジョン・ロブ(ロンドン=ビスポーク)最後一足がついに修理も不能となったので泣く泣く手放しました。
バブルが最全盛の1988年の暮に(ちなみに大川さんはまだ居なかったかと思います)、姉と一緒に注文した最後の一足(それまでに半年置きくらいで二足注文してました)です。
仕様は、
1、CFステッドのブラックスエードの厚手(グレード等は?)
2、セミブローグ・オックスフォード
3、フル・メダリオン
4、フル・パーフォレーション(踝周りと踵まで・・)
5、ハーフミッドドール(かなり厚め)
6、ラウンドウェスト
7、スタンダード・ヒール
若気の至り(当時28歳)とは云え悪趣味丸出しの仕様です。
ロブ・ロンドンだけにタダでもごついし仕様的にもごついので、出来あがりを初めて見たときにはゴリラの靴?っていう雰囲気なのですが、遠目には地味な黒い(光らない)靴にしか見えない不思議な靴でした。
買った当初10年くらいは月曜靴として週一回の登板、その後ラバーに変えてからは雨天用(土砂降りと大雪は除く)として活躍いたしました。

レザー(ハンド)4回、ラバー(マシーン)に変えて2回の都合6回オールソールにも耐えましたが、ラバーに変えた時点でスポーツワックスを塗り込んで雨仕様にしましたし、内張りも破れる寸前でしたのでリウェルトも断念しやむなくお別れしました(今まで修理してくれた職人さんの参考になればと差し上げました)。

1990年代って、今思えばなかなか厄介な年代でして、時価50万円超(1ポンドが約250円くらいの時代で、購買価格が2000ポンドだったかな?)のせい(ロブと同じ材料が入手できない?)で修理できるところがなかなか見つかりませんでした。ロブ○山で口ゲンカしたせいも・・・・
そのため百貨店で外商やってた友人に頼み込んで、同等の材料で修理してくれる職人さんを(エルメスのルートで)見つけて貰いました。

今は山口さんのところ=ギルド・アームス(中川さんのところでもOK?)で、ビスポーク品でも修理できるらしいのでその心配は要りません。いい時代になったものです。

他のロブロンドン歴
1、バーガンディ(ピボディだったと思います) ブラインド・フルブローグ・オックスフォード 6ホール スワン・ネック シームレスバック シングルソール べベルドウェスト 1987年暮
2、ブラウン サドル・オックスフォード 6ホール ハーフミッドソール ラウンドウェスト(サドル部分が同色グレインカーフ タンナー不明)
1988年夏

三足ともにスーパー・タイトフィットということで注文いたしましたが、出来あがりは普通のタイトフィットくらいでした。6ホールはロブロンドンのハウスデザインでは無いんですが、6ホールの方が出来栄えが良いとのことだったので素直に6ホールにしました。こちらの二足は、やはり週一回くらいの登板で約20年務め上げて一昨年退役いたしました。姉のところの、ギリ―(赤)、グルカサンダル(みたいなバックルシューズ)(茶)、3ホールのVフロント(黒)=シルクリボンで運用はいまだに健在!。
ロブロンドンは、今なら邦貨で40万切る(今でも仮縫い=フィッティング無しの一発仕上げ)と聞いています。購買条件としては、F&Sの方が有利ですね。セレクトショップが噛んでなければ、クレバリーも良い選択肢になったと思うんですけどね・・・・

今回はここまでといたします。お粗末さまでした・

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.269]  御海苔   2010/08/16 (Mon) 20:59:50

札幌様
特に踵周りって神経密度が高いので、寸法的に僅かでも合ってないと気になるところですよね。
さてと本題に、日本でウッドブロックでゼロから削っているところは少ないと思いますよ。
それは、日本特有の気温・湿度の関係で、木製ラストが曲がったり縮んだりすることと、日本だと釘を打ったときに割れることがあるために、当初は木製ラストだったところもプラスティックラストに変えたと聞いています。
そのため、できるだけ足型に近い出来合いのラストを使用して削ったり盛り上げたりしているとのことでした。プラスチックブロックでゼロから削り出すってのはラストに可動部分を仕込む関係から出来ないかと思います(別種の工業スキルが必要です)。
あと仮縫いのときに発注者(ご自身が)が、ちゃんと駄目だししないといけませんね(職人さん=受注者がそのあたりを察する事の方が重要ですけど)。
ジョンロブロンドン(仮縫い無しで傾向的にルーズフィット)とジョンロブパリ(仮縫いあり、こちらは伝聞情報)は、ウッドブロックでゼロからの削り出しです。職人さんからの情報だと一足に約4時間(熟練さんで)くらいかかるそうです。
柳町さんのところのWORKSの2008.08千葉県ET様って靴がかなり踵が小さいように見えますね。
札幌さんの要求に答えてくれる職人さんはきっと居ますよ!メールで事前に悩みを打ち明けて真剣に答えてくれる職人さんを探して見てください。

ぢんた様
続報です!シャークスキンでやったことがあるって・・

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.268]  札幌   2010/08/15 (Sun) 16:38:47

いろいろ選択肢あって悩みますね。30万円以上払うなら、マイ木型、ゼロから削ってくれるところがよいのですが、今はみんなフルビスポークでもベースラスト削っての調整なんでしょうか フォスターやGGはどうなんでしょうか。わかる方いたら教えてください。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.267]  御海苔   2010/08/15 (Sun) 06:17:45

 じんた様
続報です。オーストリッチのクイルマークがある方とレッグの方と両方で(一人のお客さんが)プレーン・スリッポン作ったことがあるそうです(レッグの方は職人的には?だそうですけど)。

私的にはオーストリッチ・レッグは、EGのLADBROKEの様なヴァンプの切替え・縫い目の無い型(なんて云うの?)が面白いと思うんですけどね。

靴の手入れするついでにアンティーク仕上げっぽくワックス塗り込めていたら、来客があって対応ついでにビール飲んで靴のことすっかり忘れて翌日になったら濃い色のワックスが取れなくてダーティ仕上げになってしまいました(薄い色で塗り込め直せばいいんですけどね)。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.266]  山下大輔   2010/08/15 (Sun) 00:04:42

★ぢんたさん★
僕もラルフ・ローレン特集、しばしば読み返します(笑)。


★スキンステッチさん★
フォスター&サンにてご注文されたんですね!経年変化が楽しめる革でしたら、タンニンなめしでょうか。茶色の濃淡が味わい深いですよね。フォスターでは僕もいつか、ブローグスは注文したいです(笑)。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.265]  スキンステッチ   2010/08/09 (Mon) 12:08:08

久々に書き込みさせていただきます。
F&Sのトランクショーに8月8日行ってきました。

初めてのビスポークはF&Sと決めていたので予約が取れてラッキーでした。

松田さんにご対応いただき、日本語で注文できるありがたさを実感してきました。

普段スーツを着ないで仕事をするので、クラシックとカントリーを足して2で割ったようなものをイメージして注文しました。

<主な仕様>
形:スマートチゼルトューのセミブローグ。Model: 2060 5アイレット
色:カーフの茶色(仕上げはアンティーク調でおまかせ。アニリンカーフではないものを頼み、経年変化が楽しめる革にしました。)
踵:フィリップス
穴飾り・メダリオン:手書きのオリジナルデザイン(◆と●の組合せ)
シューツリー:3ピース
ライニングの色:紫
その他:ベヴェルドウエスト、シームレスヒール、ピッチドヒール
シューツリー:3ピース

<順序>
1.デザイン決め(形、穴飾り・メダリオン等)
2.革の色・ライニングの色・シューツリー
3.足の計測(左右の足の大きさはやはり異なり、形状にどう影響するのか少し心配です。ボールジョント部は8MMも違いました。)
4.内容の確認
おおよそ45分位でした。

穴飾り・メダリオン:手書きのオリジナルデザイン(◆と●の組合せ)は、イメージがあっているか確認するため、サンプルを作って下さり、日本に送付頂き、確認することとなりました。ありがたいことです。

仮縫いは来年2月か3月位とのことでした。


<日本の税金>
松田さんが関税について特に気にされていました。革靴の輸入税率は30%~60%で検査官によって異なるとか・・。一定の税率ならしっかり支払おうと思いますが、検査官によって異なるとは日本の税制も困ったものですね。

教えないぞ  クラシック・シューズ  

 

[No.264]  ぢんた   2010/08/08 (Sun) 22:57:51

御海苔さん
シャツはマンデッリではなく
タケナカか今は無き?ラフィネリア、アンナが主です。
最近シャツまで回りません(涙)
>みんなでいい靴つくりましょう!
賛成です!

山下さん
F&Eのラルフ特集は結構読み直しますね。

某所のコレスポ到着しました。
かっこよすぎ!で靴から上を向上しないとどうもならんデス

フォーライフ世代  英国靴  

 

[No.263]  山下大輔   2010/08/08 (Sun) 21:24:04

★ぢんたさん★
以前に神田の古本屋街で聞いた話ですが、フリー&イージーのバックナンバー、雑誌の中では、そこそこ高い値で売れるそうです(笑)。資料的価値が高いだけに、売る人が少ないからだとか。って、どうでもいい話ですね……。

ブライドル、企画段階だったんですね。僕も経年変化を狙って、履き心地に影響しない箇所に、飾りで使ってみたいなと考えてしまいました(笑)。僕の場合、果たしていつになるかさっぱり分かりませんが……。硬いだけに、職人さんは根性が求められそうですよね(笑)。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.262]  御海苔   2010/08/08 (Sun) 09:54:37

F&Sのトランクショーが始まっているんですね。一度はお願いしたい工房なんですが、先立つものが・・・とほほ

 札幌さん
たぶん私と同じような足みたいな気がしますね。私は、足長はそこそこあって(約26センチ)見た目の足幅はちょっと細いかなくらいですが、甲が薄い・かかとが小さい・くるぶしの位置が低いそしてとどめに足が柔らかい。
この場合履いてるうちに足が前に移動しやすいのでかかと空いてしまう。

ここまで揃うと丁度良いフィッティングはビスポークでしか得られません。
しかも、こういう足型の人ほどタイトフィッティングのを欲しがる(私だけか?)。
ラストメイクは仮縫いの時点で問題やトラブル等が発生して当たり前、それをどう解決したかが重要になるのでそれなりの経験が重要です。

仮縫い10回を豪語する靴屋のおやじさんを知って居りますがあの人は例外(論外?)です、それでもニューラストを作った場合は仮縫い3回くらいはしょうがないかなって気がします。

札幌にお住まいと勝手に推察しますが、cagra (樋口泰三)はどうでしょうか?現物を見ていないのでなんとも言えないんですが、ネット上の出来上がりは水準以上と思いますが。

東京でもOKならば、GUILD=山口千尋(50万円~)・大川バセット由紀子(約30万円~)・柳町弘之(38万円?~)が現物を見たことがあります。この人たちは、かなり経験が豊富ですのでなんとか希望に合わせられるかと思います。(大川さんは水木曜のみ受注・仮縫いとかだったような。)経験はこの三人には及ばないんですが、生徒(弟子?)さんたちも工房を開いているようです(将来が楽しみなんですが)。

今非常に気になる靴職人さんは、福田洋平さんと古幡雅仁さんのお二人ですね。

いずれの靴工房に発注される場合も事前の予約が必要になります。また上記の経費は最新で無いかも知れませんので、事前の経費等の確認(例えば発注時に半金入金・仮縫い時残額入金なのか引き渡し時入金とか、発注から仮縫いまでの期間、仮縫いから引き渡しまでの期間)した方が良いかも知れません。参考になりますでしょうか?

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.260]  御海苔   2010/08/05 (Thu) 21:21:59

 ぢんた様
アメリカの職人さんは、向こうに居た時に修理と既成靴(ワークブーツ系ね)だけでおつきあいさせていただきました。なかなかの靴好きなんですが、腕は・・・です(お勧め職人さんではありません)。

ペコラのきなり麻・・・あやや・・つーことはアレッサンドロのシャツ?・・ちみっ子の柴田さんはまだ居る?・・最近忙しくて行ってませんなぁ・・

話をしているうちに、フルビスポークでプレーン・スリッポンが欲しくなってきました。しかもブラインド・ウェルトで・・・・ローファーのビスポークで心ならずも話盛り上げてしまいましたからね・・・

 山下様
お邪魔させていただいております。
みんなでいい靴つくりましょう!




少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.259]  ぢんた   2010/08/04 (Wed) 23:06:35

山下さん、ブライドルは企画段階ですw
屈曲部はさすがにヤヴァイですよね
コンビで逝こうかと考えています。
気がつけばビンテージマカフィー、バリント
もうすぐ完成の某所、ブライドルとコレスポが増えてきました・・
ペコラの生成り麻3Pとあわせるとして
このブログの信濃屋の白井さんならともかく私では荷が重いなぁ
http://blog.goo.ne.jp/hito0815

天才バカボン世代  好みが一定しない  

 

[No.258]  ぢんた   2010/08/04 (Wed) 22:42:37

F&Sも良いけどF&Eもね(爆)

御海苔さん、アメリカ発のビスポーク情報!
アメリカでお作りになった事があるので?

コバの全く無い(様に見える)ブラインドウエルト、
知人にクレバリーで数足作っている方がいました。
私が見た中ではガットの見本のオペラパンプス?がその手の究極だったように記憶しています。
以前カキコしましたがペロン&ペロンの既成に完全シームレスブラインドウエルトってのがありました。
古幡さんは「何、360度ベベルドウエスト風でやれば良いんデスよ」と事もなげに言ってましたが・・

このブログに某氏の靴コレクションが載ってますが
このガットなんかもそうですね。
http://blog.goo.ne.jp/airuchi3

手塚治虫世代  靴なら何でも  

 

[No.257]  山下大輔   2010/08/04 (Wed) 21:22:06

★ぷりもボランさん、ぢんたさん★
メルクーリオ、イタリア現地におけるガットの後継として、貴重な存在ですよね!古幡さんともども、伝統は続いて欲しいところです……。


★御海苔さん★
はじめまして!山下大輔と申します。ローファーのビスポークについてのご意見、そしてビスポーク・シューズのご経験談、勉強になります!どうもありがとうございます。
フォスター&サンでも、ローファーの場合はラストを作り直すそうなので、やはりフィットのさせ方が違うのでしょうね。ただ、エラスティック・シューズの場合は、レースアップ・シューズと同じラストだそうです。
フロイデンベルグの紺色ボックス、想像しただけでも質感が美しそうですね~……。


★ぢんたさん★
ブライドル・レザーでビスポークされたんですね!ちょっと興味あります(笑)。靴磨き方法も変わりそうで、エイジングも楽しそうですね。ブライドルですと硬いと思うのですが、実際にはあまり気にならないのでしょうか?それともコンビとの事なので、屈曲部はブライドルではないのでしょうか?


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.256]  御海苔   2010/08/04 (Wed) 19:44:17

 ぢんた様
スリッパの件で追加の情報が届きましたのでお知らせいたします(発アメリカ)。なんと、プレーン・スリッポンをリザードで仕立てた実績があるそうです。しかも製法は、ハンドソーン+ブラインド・ウェルトで一見マッケイに見えるくらいぎりぎりに攻めてあるそうです。参考になりますかね?

ぢんた様ならば、ブラインド・ウェルトは聞いた事・見た事くらいはあると推察しますが(私自信はエナメル靴を一回見たことがあるくらいですけど)、ほかの方にも判るように一応説明させていただきます。

靴底の下面にふたを切り込んで縫いあげるのがヒドゥン・チャネルですが、それを出し縫いの上面に施して縫い目を見えないようにする製法です。そのため目隠しをするという意味でブラインド・ウェルト(又はドレス)の名前を冠しています。主な効果としては、ウェルトのステッチは無くなり靴全体外観の縫い目が減ることから、ドレス度が上がるということになります。副次的な効果としては、靴コバの幅を小さくできるので、靴自体を小さく見せる効果があります。
また、ステッチが見えないという事から、通常のステッチ幅よりも広い間隔で縫えるので制作時間の縮減ができるとのことです。一応このあたりで・・・

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.255]  御海苔   2010/08/01 (Sun) 16:50:24

お笑いネタになる失敗談をひとつ

約10年前の出来事です。ビスポークの完成品の引き渡しの時、靴職人さんが新しい靴サンプルを吊り込んでいるのを見て、次はこれでお願いしますって連続オーダーしました。型としてはホールカット・ダービー・6ホール・プレーンフロント・・かんの良い人は判るかもしれませんが、あのCHURCH’SのSHANNONのイメージです。たまたま親方もSHANNONを持っていて「これですよね!」。
ノリノリでオーダーを決意、革の選択は仮縫いの時でって事にしました。約一カ月後、仮縫いはあっけなく終了して革選び、ビスポークにふさわしいカールフロイデンベルグ黒ボックスカーフがが一足分だけ残っていて最後なので基本料金で良いとのことでした。約二ヶ月後完成品の引き渡しです。出来あがったのは、超エレガントなエッグトゥのSHANNONが鎮座してまして・・・橋爪功なら「ち~が~う!」って云う場面ですな。あのアンパンシューズが欲しかったのに~!(今では気に入りの一足ですけどね。)

さらに連続譚といか悪魔の囁きというべきか、お店の女性スタッフが「カールフロイデンベルグの超きれいな紺色ボックスカーフが一足分ありますけど~?」・・・・
約30分後、クウォーターカット・ダービー・3アイレット・Vフロントをオーダーしてしまった私が居りました。
ハウスデザインの凄さを身を持って体験しました。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.254]  ぢんた   2010/08/01 (Sun) 10:59:57

御海苔さん
その工房では2足作成済みです。マッケイで。
スリッパは別木型、マッケイで考えて見ます。ありがとうございました。
そこはシームレスも出来るようですがエキゾレザーで考えていますので
無理な力の入らないように作成を考慮します。
手持ちのビスポ靴でスリップオンは一足のみ(サイドエラ)なので
スリッパ以降は紐無し靴方向へ行こうかなと考えています。

そろそろ別の職人さんにお願いしていたコレスポが完成します。
合わせる上物を考えなければ・・

のらくろ世代  ギリー・シューズ  

 

[No.253]  御海苔   2010/08/01 (Sun) 08:33:45

 ぢんた様
ラストは新調すべきだと思います。
理由は、既存靴の修理用に確保するのが良いと思います。
最低でも三足は作っている(予定含む)と勝手に推察いたしました。そこまで実績積んで調整したラストは宝物じゃないですか(他人には一文の価値もないけど)。
スリッパー=EGのROYAL ALBERTの様な靴型と勝手に解釈しての注意すべき点を少し、アッパーとボトムのデザイン・ボリューム・剛性バランスを擦り合わせることでしょう。そのためローファー系に限りマッケイ縫い(ハンド)も選択肢に加えても良いでしょう。あとは、この型は職人さんの手技のほとんどが外から見えませんので、唯一あるヒール真後ろの継ぎ目にハンドステッチ(不確かですがDOVERって言ってたような気がします)が良いです。全く継ぎ目のない一枚仕立てだと・・・・・
暑い今の時期だと見た目が涼しげなメッシュでスリップオンてのも魅力ではありまが、スリップオン系は下手すると靴が女性化しちゃいますし・・・

話は変わって、本当はブーツ系の方が得意なんです。コードバン良いですね~♪ 

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.252]  ぢんた   2010/07/30 (Fri) 22:54:59

すいませんダイレクトはダメみたいですね??
ttp://cobbler.txt-nifty.com/blog/2010/07/round-toe-no22-.htm l#comments

ねじ式世代  冥王星製靴  

 

[No.251]  ぢんた   2010/07/30 (Fri) 22:50:55

御海苔さん
すいません。私の聞き方が悪かったかもしれませんね~
今頼んでいる職人さんに次(ブライドルコンビ)の次(コードバンチャッカ)の次にw
スリッパーを頼もうと画策しています。
ラストを替えるべきか、そのポイントは?ご意見を伺おうと思い、質問させていただきました。
ビスポの先達、JUNさんも次回ローファーを頼む時はラストを変えるとおっしゃっていますね。
http://cobbler.txt-nifty.com/blog/2010/07/round-toe-no22-.ht ml#comments

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.250]  御海苔   2010/07/30 (Fri) 21:11:33

ぢんた様
ちと一番脈がありそうな知り合いの靴職人に、一足目から受注可能か問い合わせしておきました。過剰な期待を持たれるとちと困りますがしばらくお待ちください。
何人かの職人さんの返答は、出来ません・作った事がありません・やる気になったら作る鴨でも暑い時期に言うなよって返答でした。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.249]  御海苔   2010/07/28 (Wed) 10:02:16

ぢんた様
靴のフィッティングは個人差がありますので正解が有るようで実は無かったりしますので私個人の好みを申し上げますが、アーチホールドをかなり攻めて貰っています。
そのためレースアップの紐がほどけていても気がつかないまま歩いて居たりします。(ある意味ではローファー状態ですが・・)
一般的な注意としては、最初のオーダーの時は気に入っているローファーを履いて行かれることと、職人さんと良く話しあうこと、剛性の高すぎる素材・製法は避ける事(具体的には素材:コードヴァン、製法:ノルウィジャン、ダブルソール等の組み合わせ)あたりです。
実はビスポークの一足目でフィッティングを含めた好みが変わっていきますので、二足目でその点を含めたオーダーができると思いますよ。三足目あたりからコードヴァン等を取り入れても遅くはないかと思います。
それから、ローファーにはスキンステッチの見せ場が多く有りますので研究してみてください。

ぺぱーみんと様
丁度私もセンターエラスティックにくらっと来てました。既成品ではジョージ・クレバリーのものが有名ですよね。今でもビームスさんにあるのかしら?
そういえばクレバリーに居らっしゃった福田洋平さんの靴が雑誌に載ってましたね。GaloshOxfordってかなり古風なスタイルの逸品が目にとまりました。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.248]  ぺぱーみんと   2010/07/27 (Tue) 22:30:09

御海苔さま

ありがとうございます。
私も現在、同一ラストでセンターエラスティックにしようかと思ってます。
本当にありがとうございます。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.247]  ぢんた   2010/07/27 (Tue) 22:15:14

御海苔さん
はじめまして。意見をお聞きしたいです。
今後ローファー(というかスリッパ)をビスポークしようと考えていますので御教唆いただきたくおもいます。よろしくお願いします。
「ローファーのビスポークはラストを別に興してやるべき」
と言う事ですね。
この場合、紐靴で調整できるがローファーで調整できない甲部分の調整、
以外に必要な事は何でしょうか?屈曲時どうしても前方移動してしまう前足部に余裕を持たせる方がいいのでしょうか?

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.246]  御海苔   2010/07/27 (Tue) 18:39:05

みなさんはじめまして

ローファーのビスポークについて、お話しさせていたします。
結論を先に申しますと、一足だけビスポークでローファーをオーダーするのはおやめになった方が良いと思います。
と云うのもローファーのフィッティングは、レースアップとかなり異なるフィッティングを必要とするので、ラスト(木型)から変える必要があります(ラストは靴を修理するときにも使います)。
そのためEG等でもローファー系だけは別ラストになっています。
つまり、ローファー用のラストはレースアップに使用できないと云うことになります。
このような事情があるため、ビスポーク職人の中にはローファーを作らない人も居ります(サンプルの中にローファーが無いところは概ねそのようです)。
ただ、三足四足と(たとえば色違いで)作って貰うつもりということなら、別ラストにしてオーダーってのもありかと思います。
私の場合、現在ビスポークシューズは十二足所有しておりますが全てレースアップかバックルです。ローファーはセミビスポーク(この言い方が合ってるかはなんとも・・・)で二足だけです(片足分だけ仮縫いが有ったんですけど)。
ビスポーク靴の出来不出来は、不出来のときの責任は半分は注文側残り半分は制作側にあると云われてます。上出来のときは制作側ですけどね。

少年ジェット世代  ビスポーク・シューズ  

 

[No.245]  ぷりもボラン   2010/07/23 (Fri) 17:53:03

山下さん、そしてぢんたさんありがとうございます。
ガットは実際には見たことありませんが、写真などで見た感じ全体のバランスが最高です。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.244]  ぢんた   2010/07/22 (Thu) 22:53:30

HPありましたよ
http://web.tiscali.it/stivaleriamercurio/index.swf

ガット系だそうですね。
今はなきガットは
ラッタンジ
メルクーリオ
古幡さん
に継承されているのでしょうか。

そういえば昔プンツォが静岡の某セレクトにガットの営業に来たとき
暇で通訳?の女性を口説きまくっていたのが印象的でした。
さすがイタリアンw

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.243]  ぺぱーみんと   2010/07/22 (Thu) 20:51:25

山下さん

ご回答感謝です。
予想外回答でした(喜)

ウエストンは魅力的ですね。
ありがとうございます。
検討します。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.242]  山下大輔   2010/07/22 (Thu) 18:37:46

★ぢんたさん★
福岡さんの記事、僕も読みました。ジョン・ロブ・パリにて、今は釣り込み(底付け?)担当に配されているんですね。まだしばらくはロブで働かれるのでしょうか。日本人の技術、世界を席巻して欲しいなと、勝手ながら思っております(笑)。


★1足目は難しいですねさん★
福田さんのコメント、面白かったですよね。かつてキルガー,フレンチ&スタンバレーで働いていた竹下さんも、アラブの富豪さんがまとめて何十着も注文されて、1年ほどはその方の服ばかり作っていたそうです(笑)。


★ペパーミントさん★
ご質問について、僕はローファーをビスポークした事はないのですが、まずはウェストンのローファーをご試着されてみて、ご満足いくようならウェストンを、ご満足できなければ、ビスポークをされてみてはいかがでしょうか?ごく当たり前なお答えで恐縮です……。
僕としても、ローファーのビスポークご経験者さんから、そのフィットの違いを知りたく思います(笑)。
僕はウェストンのローファーを一足持っておりますが、甲がややきつく、そしてローファーである以上は難しいのでしょうけど、踵のズレが気になりますので、いつかローファーもビスポークしてみたいと思っております~!


★ぷりもボランさん★
はじめまして。ご質問の住所は、ちょっと分かりませぬ……。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.241]  ぷりもボラン   2010/07/21 (Wed) 17:28:19

初めて書き込み致します。

みなさま、スティヴァレリア メルクーリオの住所ご存知の方いらっしゃいますか?
イタリカジャパンがオーダー会をしていまして、問い合わせた所電話番号が使われていませんでした。。。

知ってる方いましたら宜しくお願いします。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.240]  ぺぱーみんと   2010/07/19 (Mon) 22:33:22

みなさま

ごぶさたしております。
現在迷っているのですが、

スウェードローファーは
ウエストンで買うのと、
ビスポークどちらが良いでしょう?

ローファーは初ビスポークで恐らくラストです。
ウエストンいかほどのものか形はすっごくウエストン好み
なのですが。。。。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.239]  1足目は難しいですね   2010/07/19 (Mon) 20:22:48

私も免ずX読みました。福田さんは、よく勉強されていますね。14世紀のロンドンでは短靴だと蔓延していたペストが足から感染すると考えられていたため、当時は皆ブーツを履いていた話など面白かったです。ジョンロブ・ロンドンでは一度に100足頼む男爵がいる話もびっくりでした。また、福田さんは靴作りにおいて、仮縫いでは本番と同じ革の端の方を使っているそうで、感心いたしました。
 東京では、セミビスポークをするお店が増えているようですね(価格競争も含めて)。お店によって木型のベースが違うことで選択枝が多いでしょうね。ビスポークを始める前にまずは1足セミビスポークを体験してみることで、その後のビスポークに好影響も与えるのではと考えました。仮縫いをしても、出来上がった靴は想像していた物と違うことがありますよね。

私の2足目は、本日職人さんに電話したところクロージングの段階のようです。あと2ヶ月ほどで出来上がると思いますので、それまで楽しみにしております。

では、失礼いたします。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.238]  ぢんた   2010/07/09 (Fri) 21:12:53

今月の麺ずエックス、Jロブパリ日本人職人として福岡大樹さん(漢字うろ覚え)が出ていますね。
クレマンで通訳してもらったのが懐かしく思い出されます。
ドイツとフランスの技を覚えた福岡さん、今後どうされるのか動向が気になります。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.237]  山下大輔   2010/07/09 (Fri) 07:49:41

おはようございます。皆様にお知らせでございます。

今年のフォスター&サンのトランクショーは8月5~10日に行いますが、リピーターの方や、事前問い合わせの方で既に埋まってしまいました。申し訳ございません。
注文ご希望の方は、現地ロンドンか、次回のトランクショーをメーリングリストにてご案内させて頂きます。


★ぢんたさん★
202ラストの見た目の違いについて、旧と新の違いを考慮しておりませんでした(笑)。ご指摘、ありがとうございます!僕が所有しているのは、旧工場製202ラストですから、見た目が違って見えたのは、その可能性が高そうですねー。
マテルナより、バリントの方が柔らかいんですね。ソールの処理に違いがあるのかも?


★札幌さん★
考えてみれば、前回は札幌さんも既にご承知であろう事を、長々と書いてしまいましたね。失礼致しました……。

マフテイ、面白いメイカーですよ!ウィーンやドイツに行く機会がございましたら、是非、ご覧になってみて下さい。実はマフテイは既製もあるのですが、こちらもびっくりするほど安く、そしてクォリティも素晴らしいです!世界一コストパフォーマンスに優れた高級既製靴もマフテイかも?です。

古幡さんの場合、クラシックな手法(=機械がない時代の手法)にこだわっていて、それでいて、あの価格設定なのも素晴らしいなと感じます。工程の一部で機械を使っていたり、部材に樹脂を使ったりして、30万円以上のビスポーク・シュー・メイカーも普通にありますから……。機械を否定するつもりは全くないのですが、作業効率が良くなっているのは確かです。
古幡さん、ドーヴァーと同じUモカはやらないんですね。知りませんでした。古幡さんは「イタリアの老舗注文靴店では、女の靴の扱いで、紳士靴では絶対やらないから」と言う理由で、ピッチド・ヒールもやらないと伺いました。こだわり深いです……。


★1足目は難しいですねさん★
はじめまして。ご注文一足目が緩かったとの事、割と聞く話ではありますよね。仮縫いと本縫いで違う革を使う場合、釣り込んだ時の張力が違う分、その差を職人さんが理解していないと、完成にも差が出てくると聞いた事がございます~。2足目の進化に期待ですよね!


(以下からは独り言なので、ご興味ある方だけ読んでやって下さい……)


でも本当、札幌さんも仰いますとおり、ビスポーク・シューズは基本的に既製靴より高額で、しかも入手までに時間がかかるのですから、注文一足目から、エドワード・グリーンぐらいは上回る履き心地であって欲しいですよね。

ですがムシジロウ師匠も、ご自身のサイト上で、所有されているジョン・ロブより、踵はエドワード・グリーンの方が上と書いていたりするんですよね(笑)。
他にも僕の知るビスポーク・シューズのご所有者さんで、「エドワード・グリーンの方が良い」と言う方は確かにいらっしゃいます。

「ビスポーク・シューズよりスニーカーの方が履き心地が良い」

そう言う方もいます。でも僕自身は、スニーカーよりフォスター&サンのビスポーク・シューズの方が履き心地が良いんですよね。当然、エドワード・グリーンと比べてもはるかかなたに上です。
スニーカーの優位点を挙げるとすれば、汚れや傷を気にせず履ける事と(笑)、滑らない事ぐらいでしょうか……。
結局、スニーカーも既製靴なので、どうしても足に合ってない箇所に違和感を感じてしまい、ビスポーク・シューズと比べて履き心地が劣ります。

僕自身はフォスター&サンを経験して、既製靴のフィッティングが履き口を狭くし、カーブを強くして、踵を”無理矢理”捉えている、掴まえているものだと分かり、ビスポーク・シューズの合わせ方とは別物と感じました。万人に合わせなくてはならない、既製靴の限界を感じました。素人考えではありますけど……。

そして僕は、フォスター&サン経験後は、欲しかった高級既製靴の8割は、頭からふっ飛んで消えました(でも2割あるのね)。

「これまで欲しかった靴、買わないままで良かった。もし買っていたら、絶対に後悔していた」

そう安堵しました。欲しい既製靴と同じデザインをビスポークした方がいい。高くても、絶対にそちらの方が満足する!と。

そして気付くのが、僕が感じた事とまったく同じ事を、アントン・コルフさんがずっと以前に書いているんですよね。アントン・コルフさんは、こうも書いておりました。

「旧グリーンについては踵の食い付きがよいというよりも、履き口(特に踵部分)を狭くしてここで押さえてホールドさせているのだと思います。幅広の靴べらでないと履き口両サイドが狭くて履きにくいことと、履いたあとでは踵の裏に近い両サイドにかなりの隙間がありますから。クレバリーの踵のフィット感(食い付くというのではなく、足と一体化する)を知った上では、グリーンの踵のホールドは誤魔化しに感じます。」

過去に僕も、「フォスター&サンは踵が食いつくのではなく、一体化する」と、何度も書きました。
そして僕も、既製靴のフィットは誤魔化しに思えます。万人に合わせる必要がある既製靴ですから、そうせざるをえないんですけどね……(そうすべきをえない?)。

僕の書いている事など、アントン・コルフさんの二番煎じに過ぎませんね。改めてアントン・コルフさんの深い見識、核心を突く力に頭が下がる思いです……。

と言いますか、僕自身、靴やスーツについて経験を重ねて(大した経験じゃないけど、笑)、また個人的に調べたりもしていると、ことごとくアントン・コルフさんの書いていたとおりなんですよね。アントン・コルフさんはやっぱり凄いとつくづく思います(たまに間違いもありますけど、笑)。
そして、アントン・コルフさんが僕の想像以上に物事を知っていて、知りすぎているがために、掲示板上ではかなり気を遣っていたのもよく分かります……(←気付くの遅すぎ)。

思う事を書き連ねるとどんどん長くなります(笑)。やっぱり僕、靴オタクなんだな……。

アントン・コルフさんがいつも長文だったのも(笑)、今さらながら分かります。ビスポーク・シューズ(と言うより、ジョージ・クレヴァリー?)がいかに素晴らしいか、心底伝えたかったんだなと(←気付くの遅すぎ)。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.236]  1足目は難しいですね   2010/07/09 (Fri) 06:16:28

山下様、皆様、こんばんは。

 国内では、注文靴屋さんが増えてきていますが、まだまだ経験、歴史が浅く、上手くいかないことが多々あるのでしょうね。
 できることなら、1足目からバチッとフィットした靴が出来上がればいいのでしょうが難しいですよね。私は2足、3足と作っていく間に徐々に理想の靴(木型)ができあがるように期待しています。さすがにそれ以上頼んでも上手くいかない場合は、距離を置くようになりますが。
 別のある職人さんに、希望はきつめのフィットと伝えたのですが、仮縫いでは良くても(仮縫いと本縫いのアッパーは別の革)、本番では思った以上にゆるく出来上がった経験があります(結局、その1足目は両足に2mm程度のインソールを入れて修正。因みに、つり込み直しは受け入れられず)。
 出来上がった後も何度かお店に足を運び、話をしているうちに、その職人さん自身が夕方になると足がむくむため、客(私)の靴も、その分を見越して作ったとのこと。こういうケースもあるんだと思いました(びっくり!!)。逆に私はそれほど、夕方になっても足がむくまない方だということが分かりました。
 その職人さんに、実は2足目をお願いしているのですが、出来上がりがドキドキです(2足目も仮縫いをしてもらいました)。
 私も、さすがに3足目くらいで希望のフィット感が得られないようでしたら、怒ると思います(笑)。

こんばんは、この辺で失礼いたします。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.234]  札幌   2010/07/07 (Wed) 22:14:44

ナポレナファンさん はじめまして。私の場合は履くことができないレベルではありません。既成靴の普通レベル程度のフィッティングはありますので、履いています。ただコストパフォーマンスは低いです。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.233]  ナポレナファン   2010/07/07 (Wed) 16:30:16

こんにちは。
初めて書き込みます。

>札幌さん

大変お困りのことと存じます。
書き込みを拝読すると靴作りの難しさを改めて感じます。
一点だけお尋ねします。

有名店でオーダーして満足行かなかったとのことですか、結局その靴どうしました?
ダメだったということは履くことができないレベルのように感じますが、返品<キャンセル>できましたか。

かくいう私もココで度々話題に上がる某有名店でオーダーしましたが、靴擦れがアチコチに頻発する靴が仕上がってきてまいっています。現在調整中ですが、どうなることか心配しております。次回で改善の可能性がないように感じたら、返金を申し出ようかと考えています。
靴作りは本当に難しいですネ。

天才たけしの元気が出るテレビ!世代  裸足  

 

[No.232]  パール   2010/07/05 (Mon) 01:21:56

ALDENのインディーブーツの年代の見方ってあるのでしょーか?誰か教えて頂けないでしょうか?

ドラゴンボール世代  靴なら何でも  

 

[No.231]  札幌   2010/07/05 (Mon) 00:21:22

ぢんたさん情報ありがとうございます。GGかフォスターで考えてみます。
KOKONは金沢観光兼ねていずれ行きたいですね。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.230]  ぢんた   2010/07/02 (Fri) 12:14:14

札幌さん
現在ではG&GもF&Sも来日時トランクショウでの価格は
あまり変わらないと思います。
金沢にいけるならKOKON、よさそうですね。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.229]  札幌   2010/07/01 (Thu) 22:06:48

山下さん、ぢんたさん、ランド・ホーさん、ご助言、ご意見ありがとうございました。こちらに書き込んだ日以降引越しなどもありネットに書き込める状況になくて返事が遅れてしまい申し訳ありません。

ラストを合わせるのは難しいのでしょうが、せっかく採寸や仮縫いして頼んだのに既成靴に劣るのは、いやですよね。

実はOEも2足あるのですが、履き心地はまあ悪くない程度で、私にとってはグリーンやヨシノヤの9分のほうが勝っています。作りは良いけれど、心地よさではグリーンですね。

ガジアーノ&ガーリングはすごく格好いいと思います。履き心地も良いとはすばらしいですね。ただ、価格がすごそうで二の足を踏んでいます。

古幡さんのところは見学に行きました。私のグリーン見て、かかと周り詰めれそうですねとか話していて、この人ならフィッティングも良いかもと、思いました。ただ形がクラシックで限定される感じはしました。あと、古幡さんも六義もUチップのモカ縫いは、いずれ裂けるから作らないといわれました。よってドーバータイプは無理だと思いました。

いまのところフォスターか古幡さんか、再度、六義を検討するかというところです。GGはビスポークのサンプル集を見て、美しさに感動していますが、たぶん手が届きそうにありません。あこがれです。

マフティもよさげですね。特にホールカットは格好いいですね。いつか海外旅行のときにでも作りたいです。あと関心あるのは小笠原シューズやKOKONです。小笠原シューズはビスポークとパターンオーダーらしいですが、誰か注文した人はいるのでしょうか。KOKONは革がいろいろデッドストックなどありそうで魅力です。形も格好いいですね。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.228]  ぢんた   2010/06/29 (Tue) 22:42:47

ト○ー曰く旧202と新202は別物、とか・・
公然の秘密でしょうかね。
ペイスの靴は某氏のブログでトウがバックリ開いた画像を見て以来
トラウマですw
といいつつバリントのダヌンツォモデル既成を手に入れました。
過去オークションで手に入れたマテルナと比較して
返りが良い事に驚きました。マテルナ厳しすぎw

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.227]  山下大輔   2010/06/29 (Tue) 22:25:14

前回、ドイツでは600ユーロほどの注文靴店があると書きましたが(もっと安いお店もあったりして)、マフテイはそれよりも少し高い程度の価格ながら、クォリティは価格差以上に上で、なかなか高級感もあって見栄えします。コストパフォーマンス世界一のビスポーク・シュー・メイカーはマフテイかも?マフテイもそこそこ工程を省いているのですが、価格を考えるとレヴェルは高いです。世界屈指なのは間違いなさそう……。(どうでもいい独り言ですいません)

もうすぐ始まる日本代表戦が楽しみです。

★ケンジントンさん★
仰いますとおり、トリッカーズをはじめ、一昔前の高級靴の中だと、202ラストは普通に長いですよね。今、伊勢丹新宿店とかで202ラストを見かけると、他の靴が長すぎるせいで錯覚してしまい、「202ラストってこんなにぼってりしてたっけ?」なんて面食らいます(笑)。
ご質問についてですが、お恥ずかしい事に分かりません……。ポール・スチュアートはサイズが合ってなく、中敷を入れて履いているため、実際のサイズ感が把握できないのです~。でも、何となくですが、英国表記と同じ気がします。
もし違っておりましたら、お詳しい方、ご指摘をお願い致しま~す!


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.226]  ケンジントン   2010/06/29 (Tue) 10:56:40

山下様

 突然の書き込み失礼いたしました。
 202も本来はロングノーズなんですよね。トリッカーズの同サイズの
オックスフォードより5mmは長いですし、シュナイダーブーツにて「確
かにサイズ7で間違いないが、その靴は少々長いな」と言われました。
 ところで一つお聞かせください。山下様お持ちのポール・スチュアート
のエドワード・グリーン。昔のワンサイズ表記の場合、アメリカブランド
提供の際のサイズはUSサイズが表記されるのでしょうか。教えてくださいませ。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.225]  山下大輔   2010/06/28 (Mon) 00:21:17

★ぢんたさん★
おお~!まだまだビスポーク道を突っ走っていて、羨ましい限りです!それにしても石田原さん、安いですね。
僕は相変わらず、トニックのゴツゴツした織+キッドモヘア特有のギラギラした光沢に品が感じられず、あまり好きではないのですが(笑)、ヴィンテージトニック、今でも人気だそうですね~。つい先週、神田須田町の深野羅紗店さんにて雑談した際、ヴィンテージトニックが数着入荷したものの、すぐに売れたと話しておりました(笑)。
ちなみに、今回アップした靴職人さんの、カイ・グントラックさん、ゲオルグ・マテルナ親方や、国際靴職人技能コンクールは知らなかったのですが(笑)、ベンヤミン・クレマン親方は知っていました。やはり、ドイツの有名職人さんみたいですねー。
それで、僕が店内にあるPCを使わせてもらって(←でしゃばりすぎ)、ぢんたさんがご報告下さったクレマン親方のレポートを見せましたら、グントラックさん、僕がお店を去るまで、終始カットモデルや採寸画像を興味深く眺めておりました。同業者として、気になる存在みたいです(笑)。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.224]  ぢんた   2010/06/27 (Sun) 22:43:37

石田洋服店で「フランス有名メゾン初の日本人カッター」のスーツを参照にお願いしていたスーツが出来てきました。
ホリゾンタル~ややピークのフィッシュマウスラペル、袖のネーム入れ(モチロン富士山!)までネタ満載!
生地は山下さんが

>実際には到底着られないし、冬に着るにしてもゴツゴツした織で、質感と光沢に品がないので、悪目立ちしてやっぱり使えない。あまりに実用性がない<

とバッサリのビンテージトニックを探してもらったのですがw
あいにく在庫が無く、復刻の「トニック1957」は石田原さん的には不満が残る物だったようでトニックにかなり近いとご推薦いただいたSavile Cliffordの茄子紺三杢モヘアで作成していただきました。
実際袖を通してみると・・これがなかなかヨイ!トニック系も色目とデザインを選べば(確かに日常着に使えば「アウトレイジ」かも)生地間を楽しめますよ。
要所ハンドでEGよりリーズなぶる!こりゃヤメラレナイw

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.223]  山下大輔   2010/06/27 (Sun) 22:08:49

「服飾資料館」を更新致しました。「フランクフルトの注文服店」です。僕はドイツでは、フランクフルトとヴィースバーデンしか行った事がなく、二つとも、中途半端に都会ですが(笑)、それでもビスポーク・テイラーさん、ビスポーク・シャツ・メイカーさんがそこそこあるのに驚きます……。
もちろん、今回は掲載しておりませんが、ビスポーク・シュー・メイカーさんも存在します。フランクフルトでは600ユーロほどでビスポーク可能なお店もありまして、値段が値段なだけに、ある程度作業工程は端折っておりますが、嗜好品ではない、道具としての注文靴として、存在意義があるな~と思いました。しかも、2足目からはさらに安くなったりして(笑)。ドイツでは、どうやらこう言う形態のビスポーク・シュー・メイカーも結構多いみたいですね(ってドイツ以外でもありますね……)。

★大日方傳さん★
はじめましてです。そして、お答え、どうもありがとうございます!実体験に基づくお話なだけに、勉強になります。大塚の方が若干、滑らない感じみたいですね~。でもやはり、相応に滑るんですね(笑)。
僕はロイド・フットウェアについて詳しくないので間違っているかもしれませんが、12・3年前で42,000円のラインでしたら、C&J製だったと思います。確か、ハンドグレードと同じか、もしくはレギュラー・ラインをヒドゥン・チャネルソールにしたモデルだったような?
もし当時で3万円台後半(39,000円だったかな?)でしたら、C&J製のレギュラー・ラインだったような?このあたりは間違っているかもしれないので(笑)、お詳しい方、ご指摘をお願い致します……。
とりあえず、当時、4万円前後の価格帯で、ヒドゥン・チャネルソールでしたら、C&J製だと思いますよ~。
山長の琴四郎、カッコ良いですよね。僕もアデレイド・セミブローグはいつか欲しいスタイルです。色は黒で!
あと僕、映画はあまり詳しくないのです~……すみません。僕が一番好きな役者さんは、チャールズ・チャップリンです(笑)。


★ケンジントンさん★
ノーズは高級靴ブームが進むにつれて、どんどん長くなりましたよね(笑)。僕が高級靴にハマり始めた頃、202ラストは長い部類でしたし、808ラストはドレス・シューズの中でも屈指の長さだったと思います。今は808ラストぐらいは普通ですものね(笑)。サント○ニのロングノーズなんて、得体が知れないです……。
現在人気の、C&Jの337ラスト、スタイリッシュなだけに人気が出るのも分かるんですけど、エドワード・グリーンの808ラスト人気に後追いした感があって、僕としてはどうも馴染みにくかったりして……。


★札幌さん★
フィッティング、やはり難しいですよね。原因としては、仰る①~④、全て可能性が考えられますよね。日本の場合、欧州と違って、長年ビスポーク・シュー・メイカーとしてパーソナル・ラスト(汎用ラストではない)を作ってきた会社が、大塚製靴と銀座ヨシノヤ(小笠原シューズ)ぐらいなのが(整形靴メイカーは除く)、ハンディだろうなと思っております(違っていましたら、ご指摘をお願い致します)。パーソナル・ラストの作成方法を伝授できる職人さんが、日本には一体どれだけいるのでしょう……。

ただ、海外経験がある職人さんでも、[No.168]で書きましたとおり、採寸とラストメイキングは、なかなかやらせてもらえませんので、海外経験があれば良いと言う事もないと思います。
英国の場合は基本的に分業制ですから、専門のラストメイカーさんが採寸し、ラストを作りまして、他国の場合は、店主さんが行うのが一般的です。

海外経験のある日本人靴職人さんは、大抵は底付け職人さんとして働いていて、そうでなかったら製甲担当、また修理担当もいれば、お手伝いだったり……色々です。
もっとも、ラストメイカーとして働いてなくとも、お店に出入りしていれば、技術や理論は耳に入るでしょうし、教えてももらえるでしょうから、独立した際の参考にはしていると思います。

あくまで僕の知る限りで、「今、日本にいて海外経験がある職人さん」では、古幡雅仁さんがスティバレリア・サヴォイア(旧バリーニ)にて、ラストメイキングをしていた職人さんが病気になり、その一時期は古幡さんが採寸とラストメイキングをしていたようです。古幡さんは採寸とラストメイキングにて、「お金を貰って働いた」と言う点で、お店から信用される技術を持っている、一つの目安になるかな?とは思います。

他にも、僕がラストメイキング経験があるのか知らない職人さんや、職人さんが個人的に腕を磨いて、現在、お客様の支持を得ている職人さんも当然いるかと思いますので、それは各ビスポーク・シューズのご経験者さんのご意見が参考になるかと思います……。

僕自身は、フォスター&サンとゲオルグ・マテルナしか経験がありませんが、双方、これと言った不具合はありませんでした(少し左足小指が当たるぐらい)。特にフォスター&サンは異次元です!

ラストメイクの習熟度って、判断が難しいです(笑)。どの程度まで技術を持っていれば、「技術がある」と言えるか、境界線が極めて曖昧ですし、100人中100人、ジャストフィットさせられる職人さんも聞いた事がないです。また、誰かが「良い」と言っていても、他の方は「ダメ」と言うケースや、その逆も多々ありますから……。僕が信頼しているフォスター&.サンも、完成品が「緩かった」と言う話は何度か聞きます。なので、最後の最後は、実際に注文して結論付けるしかないかと(笑)。

「ビスポーク・シューズは当たり外れがあるから、廃れていったんだ。歴史は正しいよ!」

そう話していた靴業界の方がいました(笑)。

ただ、よく思うのは、ゲオルグ・マテルナ親方は仮縫いがないうえ、採寸もフットプリントの時間込みで10分かからないアッサリしたものでしたが、バッチリ合わせてくれました。
テリーさんも、仮縫い一度だけで、採寸も仮縫いも5分かからず、アッサリ終わりました(採寸は3分ぐらいだったような)。それでも、履き心地は異次元です。僕の足が、合わせやすい足と言うだけなのかもしれませんけど……。

一方で、採寸や仮縫いに随分凝ったり、何度もやったり、色々こねくりまわしているのに、「ようやく合った」、「なんとかマシになった」、「結局、合わなかった」、と言う話を聞くと、なんだかなと言う気はしますね……。

本当に必要があって、採寸も仮縫いも手間隙かけている職人さんもいると思いますが、単に分からないから、採寸も仮縫いも手間隙かかってしまう職人さんも、結構いるような気がします。

またまた素人である僕の戯言でした。あまり参考にならないかもしれない長文です。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.222]  ランド・ホー   2010/06/26 (Sat) 21:32:08

お久しぶりです。

札幌さん、はじめまして。
私、東京の江川治さんの「o.e.」で一足作りました。必要な部分はラストに肉盛するパターンオーダーで、仮縫いはしていませんが、踵を含めて全然緩くなかったですよ。右足の甲が若干タイトかなと感じるくらいでした。不快感は全くありませんでした。デザインは限定されますが、価格は比較的安いと思います。個人的にはいい職人さんだと思います。

サザン・オールスターズ世代  日本製靴  

 

[No.221]  ぢんた   2010/06/25 (Fri) 22:59:18

踵のフィットはトニーG&G(旧EGビスポ)はスゴイデスヨー!
スピーゴラもクレマンも問題は無かったです。
私の場合クレバリーは?でしたので釣り込み直してもらいました。
最近は違うのかもしれませんが。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.220]  札幌   2010/06/25 (Fri) 20:06:48

仮縫いは10回です。数字が抜けていました。申し訳ありません。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.219]  札幌   2010/06/25 (Fri) 18:54:56

 初めて投稿します。国内の海外経験ない職人数人に靴を作ってもらったことがあるのですが、毎回、完成する靴が大きめなのです。採寸のとき、「踵が小さい」「足が柔らかいので気を付けて」と、注意を促しているのにもかかわらず、どうやら直せないのです。大塚のパターンオーダー、小澤靴店、北海道の職人に頼みましたが、全部駄目でした。大塚は幅は2Eだと言うので履いたらぶかぶか。結局Dでした。小澤は主人が「かかと小さいね」と採寸の時言っていたのに、完成した靴のかかとはかなり緩かったです。北海道の職人に関しては、仮縫いしたのに、踵周りはぶかぶかでした。
 なぜ駄目なのかは、①ベースラストが合わない②合わせる技術がない③ジャストフィッティングがどういうものか職人自体が知らない、緩いのが良いと思っている、合わせるということ自体のレベルが低い④ラストメイキングができない、それ自体知らない|などが考えられます。
 海外経験がない、ラストメイクの知識や経験ないとやはり駄目なんでしょうか。ラストメイクならば、六義なら信頼出来るかもと思い、店に行きました。オーナーが仮縫い回やったこともあると話していましたが、ほかの職人に聞いたら、「そんなにやるのは意味ない」と一蹴していました。
 正直、オーダーで作ってもエドワードグリーンにフィッティング劣るケースばかりで、これ以上失敗したくありません。
 やはりフォスターが良いのでしょうか。国内ではラストメイクできる職人いないのでしょうか。ラストメイクで信用できる職人教えてください。
 また、ジェイムズテイラー&サンも興味あります。どなたか作った人いますか。初投稿でいろいろ尋ねて恐縮です。経験豊富な皆さんのご意見、ご助言お願いします。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.218]  大日方傳   2010/06/25 (Fri) 08:48:36

山下様

結論を書くのを忘れてしまいました。
購入直後はロイドのほうがすべりまくったと記憶しております。
M-5は許容の範囲内です。
もっともC&J製ではないのでご参考にはならないかと存じますが。
申し訳ございません。
(もはや英国靴好きを僭称するのは控えます)

で、結局昨日山長で琴四郎なるアデレードセミブローグを購入いたしました。
思い切ってアノネイにしてヤハズにしようかと随分悩みましたが、
そうするとシューキーパー含めて軽く9Kを超えてしまうので、
へたれの小生はやむなく「このデザインが好きなのだ」と自分に言い聞かせ
POではなく既成を購入した次第です。
でも山長の店員さんは親切ですね。30分も悩みに悩んだ優柔不断な小生に嫌な顔一つ見せることなく、まさにサービス業の鏡と感じ入りました。

MA様お勧めのグレンソン、銀座松屋で試着したのですが余りに踵が浮きすぎるので断念いたしました(なにせFウィズですから)
でも大変勉強させていただき有難う存じました。

仮面ライダー世代  日本製靴  

 

[No.217]  ケンジントン   2010/06/25 (Fri) 08:48:18

クロケット&ジョーンズが話題になっていたので書きたくなりました。
いつの間にやらずいぶん昔になってしまいましたが、ハンドグレードが330ラストでデビューしたころまで履いていました。もっとアーチがフィットする句靴求めて離れていったのですが、雰囲気、作り、全体的な履き心地は満足な大好きな靴でした。最近じゃ見ないUチップのケンジントンは名作だったと思います。今ではずいぶん長くなって、それでも、これでもかこれでもかと長くなって、注文する日本のバイヤーは放って置くとして、クロケット&ジョーンズ側が「オイオイ、これはないだろ」って言って欲しいですね。そんな中で福岡のフレームさんは「さすが!わかってらっしゃる。かっこいい!」と拍手したくなるようなラスト、スタイルを別注していて好きです。
昔、林勝太郎氏が書いた本を久々に見ましたら、ジョン・ロブ・パリのダービーに「特徴はこのロングノーズであり...」と書かれており、確かに当時のクロケット&ジョーンズに比べたらそうなんですよね。今ロングノーズと呼ばれる靴は、私にはまったく好みでは無いです。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.216]  大日方傳   2010/06/25 (Fri) 08:16:25

山下様
初めまして。
戦前日本映画好きの大日方傳と申します。
(一応戦前期は大スターでした)

大塚のM-5、おっしゃいますように踵の一部がゴムのレザー仕様です(ちなみに半カラス)。
大理石などでは案の定滑ります。

ロイドは恥ずかしながら12,3年前4Kほどで購入したUチップでマスターラインではないので、C&J製ではないと存じますが、やはりM-5と同じ仕様で購入直後はすべりまくった記憶がございます。
ちなみにこのグレードだとどこら辺の工場製なのでしょうか?
最近は何故かあまり滑らなくなりました。

以上ご参考になれば幸いです。

仮面ライダー世代  英国靴  

 

[No.215]  山下大輔   2010/06/25 (Fri) 00:45:31

W杯、日本戦が楽しみですね……。今大会の日本代表、一点も取れずに全敗と予想していただけに、岡田監督、日本代表チーム、ごめんなさい!

★ひょっとこさん★
ご質問の件、僕はまだビスポーク・シューズを修理した事がないのですが、予定としては、つま先交換、ヒール交換については国内の職人さんに、オールソールは経費が大分かかりそうですが(笑)、現地へ送ってお願いしようと思っております。
もっとも、いざその時になってみないと、実際はどうなのか分からない点はございますね……。手間は、確かに面倒ですから(笑)。


★大日方傳さん★
解説のタザハマさんは、仰います全日本プロレス中継のあの方がモデルとなった、某マンガでの登場人物です(笑)。マンガ作中でのとぼけた性格が好きだったので、僕の個人的嗜好でアイコンに入れました(笑)。

山長と大塚M-5、そしてC&Jハンドですが、僕でしたら、大塚でしょうか。ただ、山長のパターン・オーダーも面白そうですよね。既に大塚をお持ちとの事で、たまには違うのを……と言う気分で、デザインもお好みでしたら、山長を選ぶのも分かります。山長の場合、パターン・オーダーだと革も作りも良くなりますし。

C&Jが旧投票結果で1位なのは、スタンダードで使いやすいデザインと、英国靴の中では手が出しやすい価格で、なおかつ安っぽくないのが大きい理由だとも思います。そして、投票を始めてから数年間は、今よりクォリティも安定して良かったですから……。
あと、数年前から高級靴業界で日本製(と中国製もかな)で上質かつリーズナブルなブランドが出始めたのも、相対的にC&Jの評価が落ちるようになった理由かと思います。
また、投票タイトルが「思い入れ」ですから、そう言う意味では長年親しまれているC&Jは、投票が集まりやすいのでは……。

よろしければ、参考にされてみて下さ~い。

あと、すいませんが質問がございます。大塚M-5とマスターロイド(C&J製でしょうか?)をお持ちとの事で、両者とも、踵の一部だけゴムの、レザー・ソールでしょうか。もしそうでしたら、両者を比べて、どちらが滑りやすいか教えて頂けますでしょうか?作りを見る限りですと、大塚の方が滑らなさそうなのですが、さて実際はどうなのか気になりまして……。ユーザー様のご意見を伺いたく思いました。C&Jの方が滑らないとなったら、大分僕が格好悪いのですが(笑)、これから靴を見るうえで参考にしたいので、ご遠慮なく、率直なご感想をお聞かせ頂ければ幸いでございます。どうぞよろしくお願い致します。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.214]  大日方傳   2010/06/24 (Thu) 07:35:38

MAさま
早速のご回答、有難う存じます。
大いに参考にさせていただきます。

グレンソン、ヒールがゴムの点以外は意中なのですが。
(小生いささか見栄っ張りなもので)
取り急ぎお礼まで。

仮面ライダー世代  英国靴  

 

[No.213]  MA   2010/06/24 (Thu) 00:56:01

>大日方傳さん:

作り込みはもちろん、修理の確かさも含めて
大塚M5のマシンメイド(木型調整付パターンオーダー)
をオススメします。オーダーすれば、革は選べますし、
M5新橋の野村さんに相談すれば、、よい革を薦めてもらえますよ。

レディーメイドでは、木型が合えば、
ワールドフットウェアギャラリのMIYAGIKOGYOが一押しです。


どうしても、英国靴にこだわりがあるならば、
つくりから見てグレンソンが良いと思います。

参考URL: http://www.otsuka-shoe.com/brand/M-5/M-5.html

ワン・ピース世代  日本製靴  

 

[No.212]  大日方傳   2010/06/23 (Wed) 23:29:26

連続投稿お許しください。
こちらのサイトにお集まりの目利きの諸兄は、概してC&Jへの評価が低めだと思うのですが、一方読者アンケートの旧既成靴版ではマスターロイドを破り、ぶっちぎりの一位でした。
かくの如く情報が錯綜しており、もとよりファッション雑誌の提灯持ち記事もいまひとつ信用ができない現状です。
愛好者各位の忌憚なきご意見を賜りますれば、幸甚に存じます。
できれば週末あたりに購入予定なもので。
ちなみにHNは山下様のご職業を考え、当分の間戦前の映画スターでやらせてください。

仮面ライダー世代  英国靴  

 

[No.211]  既成靴しか手が出ません   2010/06/23 (Wed) 01:44:26

解説のたざはま氏は全日本プロレス中継のあの方でしょうか?
それはともかく、靴の世界は本当に奥深いですね。
小生はとてもビスポークなどする余裕はございませんが、今切迫した問題は、C&Jのハンドグレードを購入すべきか、山長のパターンオーダーにすべきか、はたまた大塚のM-5を購入すべきかという問題です。一度くらいはロイド以外の英国靴も履いてみたい気もしますし、M-5は2足所有しておりますが、精緻な造りはさておき、革の薄さは気になりますし(しかし大いに気に入ってはおります)、山長のアデレードの美しさも惹かれます。
靴初心者に等しきものゆえ、諸賢の御高見を賜りますれば幸いです。

仮面ライダー世代  英国靴  

 

[No.210]  ひょっとこ   2010/06/22 (Tue) 23:37:25

海外のビスポークメーカーで靴を誂えた方に質問です。
そういった靴を修理に出すときはどんな修理内容であっても購入元海外メーカーに依頼しますか?
それとも、ヒールの交換ならユニオンワークスのようなお店、大掛かりな修理(オールソールとか)なら海外メーカーといった感じで使い分けているのでしょうか。
修理済みの靴につき海外から日本に発送してもらう場合、事前手続き(かなり面倒。しかしこれを済ましておけば修理工賃にのみに関税がかかる)をしていないと靴そのものの価格に関税が課されてしまいます。
皆様は面倒な手続きを経て海外メーカーに修理をお願いしていたりするのでしょうか?
皆様のご経験をお聞かせください。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.209]  龍次   2010/06/20 (Sun) 13:34:19

龍次です。

 吉田さんのブーツについて、感心した事を追記します。
釘は鉄釘ではなく 木製のペイスでした。この拘りにも
感動した次第です。 

ウルトラマン世代  ハンドメイド・シューズ  

 

[No.208]  龍次   2010/06/20 (Sun) 12:53:27

龍次です。
 
 昨年休刊になったLAST-Vol.13のP129に掲載されていた
靴職人吉田尚史さんとブーツ。。 あの写真のブーツが
ずっと気になっておりまして、HPを探していたのですが、
先月やっと吉田さんのブログに辿り着く事ができました。 
以下です。

   http://ameblo.jp/zasa18/

 先日、千葉県までお訪ねしブーツを拝見したのですが、
シャンクを含め総革づくりの靴底、その拘りは相当なも
のと推察致します。吉田さんは、(まだ駆け出しですが、)
靴造りに真摯に取り組んでおられる方でした。 
すぐオーダーをと思ったのですが、木型が私の足に合わず
やむなく断念した次第。(とても残念です。)
今後、仕事が進展し、木型修正等ができる様になればと
願っております。

ご参考まで。。。 

ウルトラマン世代  ハンドメイド・シューズ  

 

[No.207]  あれじファイト   2010/06/01 (Tue) 20:06:33

ご無沙汰しております。

地元、鳥取で靴職人を発見しました。
ねじまき鳥靴工房さんです。
工房に行く前に問い合わせてみました。

・パターンオーダーが基本(ラウンドトゥ2種とチゼルトゥ1種)ベースの木型にパテや革などで調整

・ハンドソーンマッケイ(ハンドソーンウェルトはシングルで+2万、ノルベは現在はしていない)
出し縫いまでフルハンド
毛針(イノシシの怒り毛)が手に入る様になったので縫いやすくなったそうです。

・シャンクは鉄

・革はニッピがメインだが、海外の物も可能。べリンガーというのがきめ細やかで、高いがお勧めとのこと。

・価格は7万~

オーダー多数で納期は1年半後だそうです。
近いうちに工房に行ってみようと思っています。

ダッシュ!四駆郎世代  キャップトウ  

 

[No.206]  山下大輔   2010/05/30 (Sun) 06:12:26

昨日更新した「靴好きが申す」ですが、マシンメイドの靴とハンドメイドのパターン・オーダーの靴を、同じ土俵に並べるのは無理があると思いまして、「応援中の日本製ハンドメイドセミオーダー」のページも新設しました~。

とは言っても、マシンメイドのメイカーさんが、ハンドメイドのパターン・オーダーもやっていたり、ビスポーク・シュー・メイカーさんがハンドメイドのパターン・オーダーをやっていたりもするので、結構エントリーが難しかったりしますね……。

また、ビスポーク・シューズのお店なのか、パターン・オーダーのお店なのか、僕自身が知らないケースもあります(笑)。

それに、靴工房メインなのか、靴教室メインなのかも、よく分からないお店もあったりして……。

「靴好きが申す」で気になる点がございましたら、ご意見やご情報、どうぞよろしくお願い致します。

それにしても、日本の靴業界は熱いな~とつくづく感じます。


★JINさん★
書き込み頂いた靴職人さん、「靴好きが申す」に追加致しました(笑)。以前に靴業界の飲み会にて、「靴業界の人間は、なぜか九州出身者が多い」と話題になった事がありました~。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.205]  JIN   2010/05/30 (Sun) 01:21:21

九州って、すごいっすね・・・。
靴職人が多い・・。

http://ywatanabe.otemo-yan.net/e111649.html

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1535549.article.html

山村とか清角とか、そのほかにもたくさん。
近畿よりも多いんじゃ?

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.204]  山下大輔   2010/05/29 (Sat) 08:50:51

「靴好きが申す」を更新しました~。

「一番思い入れのある既製靴ブランド!」と「応援中のBespoke shoe maker!」の投票を終了しまして、その結果を掲載。

そして、「一番思い入れのある既製靴ブランド!」を「日本」と「海外」と分けて再スタート。
「応援中のBespoke shoe maker!」も「日本」と「海外」に分けて再スタートです。

どのアンケート・ページでも、投票コメントにユーザーさんそれぞれの思いが伝わって来て、個人的にはとても楽しめます……。皆様、よろしければ、どんどんコメントをお寄せ下さい!

それにしても、ここ10年で日本で扱われる靴ブランドが大爆激増しました。日本が世界一、高級靴ブランドを揃えている国ですよね。

さらに日本では、ビスポーク・シュー・メイカーも爆発的に増えていて、しかもまだまだ増えそうな気配があります。

日本の高級靴の勢いは、間違いなく、ダントツぶっちぎりで世界一と思われますが、もう飽和状態に達しているだけに、本当に大丈夫なのかとも思ったりします……。

もっとも、ドイツやオーストリアはマイスター制度があるだけに、日本以上にビスポーク・シュー・メイカーは多いのですが、日本人職人さんほど作り込んでなく、仕事もイマイチなんですよね(作り込んでいるメイカーも少ないながらあります)。

ただ、ドイツやオーストリアの場合、価格が安かったり、職人さんそれぞれがラストメイキングやフィッティングを理論的に学んでいたりと、長所ももちろんあります。


★JINさん★
奥山さんの価格、僕も知らないのです~。いずれサイトで掲載されるかも?しれませんね。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.203]  JIN   2010/05/21 (Fri) 19:52:42

奥山大の工房はいくらからなんでしょうか?
HPを見ているとわかりませんね・・・。

教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.202]  山下大輔   2010/05/21 (Fri) 02:54:36

昨日、「靴服つながり」を更新致しました。まずは、リンク先が開設当初(もう8年前か~)より大分増えましたので、「靴愛好家」、「靴店」、「洋服店」の三つに分けました。

そして、先日の国際靴職人技能コンクールにて金メダルを受賞された奥山大さんが、香港にてビスポーク・シュー・メイカーを開きましたので、その公式サイトとリンクをはりました。
これまで、香港には即日仮縫い?と言う、クォリティが怪しい不思議な注文靴店はあっても(笑)、奥山さんのようにじっくり作りこんでいるメイカーは聞いた事がないので、今後の展開が面白そうですね。

あと、ウィーンのマテルナ靴店にも公式サイトができたようなので、リンクをはりました。現在はマルティンさんと言う靴職人さんが、マテルナ親方の後を引き継いでいるそうです。マテルナ靴店に入っておられた三澤則行さんより伺いました(笑)。僕が二足目を注文するのは、果たしていつの日なのでしょうか……。

★ふさん★
とんでもないです~。サン・クリスピン、ラウンド系は一種類だけなんですね。あのラストは優美なラインを描いていますよね~。
サン・クリスピンは既製靴としては、世界トップランクのクォリティですし、その履き心地、スタイリング、楽しめると良いですよね!


★パールさん★
ボノーラですが、東京神田の大喜靴店さんにて、取り扱いがございますよ~。ただ、現在の在庫分だけのようです。ボノーラはヒーローインターナショナルさんが輸入販売しているそうですが、以前のようにウェルト式主体ではなく、マッケイ製法が主らしいです。


★スキンステッチさん★
ボントーニでご注文されたのですね!僕は実物を見たことがないのですが、仕様、シュー・トゥリー付、注文自由度、ご料金を考えますと、リーズナブルに思えました。革がヌメのみとの事、カラーリング、風合いでも楽しめそうで、面白そうですね!


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.201]  スキンステッチ   2010/05/18 (Tue) 12:43:12

以前、イタリアのボントーニについてコメントさせて頂きました。
4月に日本橋三越でボントーニのオーダー会があり、パターンオーダーしてきました。(ビスポークは今回はありませんでした。)


<パターンオーダー概要>
製法:ハンドソーンウェルテッドの9分仕立(税込13万円以内)もしくはグッドイヤ-ウェルテッド(税込10万円以内)いづれも(シューツリー付)
木型:1つ(ラウンド)
その他:乗せ甲、デザイン、色は自由というフレキシブルなパターンオーダー(木型を削るのはNG)

サンプルに木型でスクエトウーがあり、またノルベジューゼ製法のものをありましたのでオーダー可能か確認したらOKでした。

<オーダー仕様>
製法:ノルベジューゼ製法(ノルベで税込18万9千円でした)
木型:スクエトウー
デザイン:流れモカ(モカ部分はスキンステッチ:サンプルにはないデザインです。その場でデザイン画を書いてくれました。)
色:ブラウン(好きな色で)
その他:アウトソールにイニシャルをいれました。右足小指に乗せ甲を依頼)

革:イルチアのベジタブルタンニンカーフ(全てこの革です。ヌメ革です。手で色を入れてました)。 シューシャイナーの松室さんに既製を磨いてもらった所、イルチアの革の中でもトップクラスではないか・・・との事でした。

強いて難点を挙げると、土踏まずのフィッティングが少し甘く(扁平足の方であれば全く問題ない)、アーチがある私には緩く感じました。
次回のオーダ-の際に依頼するば、対応してくれると思います。

完成した時に、またコメントさせて頂きます。



教えないぞ  教えないぞ  

 

[No.200]  パール   2010/05/17 (Mon) 23:20:45

こんにちは。
ボノーラは今日本では何処で取扱されているかご存じの方教えて下さい<m(__)m>

ドラゴンボール世代  カントリー・ブーツ  

 

[No.199]  ふ   2010/05/17 (Mon) 23:04:56

山下様
ご返信ありがとうございました。
UAにて確認したところ、どうやらアーモンドトゥのものは同一ラストのようです。
また機会があれば書き込みいたしますね。それでは。

ドラゴンボール世代  靴なら何でも  

 

[No.198]  山下大輔   2010/05/12 (Wed) 01:49:05

★新美みのりさん★
北川さんのBlog、大分前から読んでおりました(笑)。
マフテイについての記事、興味ひかれますよね。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.197]  新美みのり   2010/05/12 (Wed) 00:48:13

山下さん、こんにちは。

マフテイですが、フルート奏者の北川森央さんが何足か作られて、ブログで紹介されています。
(フルート奏者・北川森央で検索)

私が紹介するのも気がひけるのですが、作りについての興味深い記事も満載で、大変興味深いブログです。

教えないぞ  英国靴  

 

[No.196]  山下大輔   2010/05/11 (Tue) 00:39:29

前回、更新したウィーンのマフテイですが、これからクォリティを上げてくるらしい?と言う情報を聞きました。マフテイの場合、価格が安い分、作り込みはそこそこにとどめておりましたが、シームレスホールカットができる技術があるわけですし、気合を入れたら果たしてどれほどのクォリティとなるか、興味がわいてくるものです(笑)。
また、クォリティが上がったら、価格がどう変わるかも気になります(笑)。

マフテイを一足も持っていない僕が言うのもおこがましいですが、コストパフォーマンスと言う点でも、ハウススタイルと言う点でも、面白いブランドなんですよね。現時点でも、コストパフォーマンスは素晴らしいです!

★パールさん★
いえいえ、とんでもないです。
80年代のフローシャイムでしたら、やはりホーウィンだと思います。感じが違うのは、各靴メイカーごとの表面仕上げの違いかと思います。
アメリカ靴のコードヴァンについて、確かにホーウィンしか聞いた事がないんですよね(笑)。他は分かりません……。
ナンブッシュのコードヴァンについては分からないのですが、見た感じが違うのは、革質そのものの違い、メイカーごとの仕上げの違い、或いはタンナーの違い、色々考えられますよね。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.195]  パール   2010/05/10 (Mon) 23:46:37

山下さん有難うございます。私のは80年代のコブラバンプの黒です。オールデンの80年代くらいのコードバンとはちょっと感じが違ったので気になりまして。やはり基本的にはアメリカ靴のコードバンはホーウィン社なんですかね~?ナンブッュの靴のコードバンも見た事ありますが、あまり良い感じには見えなかったのですが...

ドラゴンボール世代  英国靴  

 

[No.194]  山下大輔   2010/05/10 (Mon) 19:55:32

★パールさん★
現在は分かりませんが、アメリカ製時代のフローシャイム・インペリアルのコードヴァンはホーウィンだったはずですよ~!
僕は70年代製のフローシャイムのインペリアルを持っておりますが、同じホーウィンでもオールデンとは仕上げが違うようで、顔料が厚く塗られており、オールデンのコードヴァン以上に、クリームが馴染みません(笑)。僕が持っているのは黒なのですが、バーガンディでも同様なのか気になるところです……。メイカーが同じですから、バーガンディも同じかな。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.193]  パール   2010/05/10 (Mon) 02:22:51

フローシャイムのインペリアルのコードバンはホーウィン社製のコードバンを使っていたのか知りたいのですが、どなたかご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?

ドラゴンボール世代  英国靴  

 

[No.192]  山下大輔   2010/05/10 (Mon) 01:20:46

★ふさん★
はじめまして、山下大輔と申します。ご質問の件、僕はサン・クリスピンを所有してなく、サンプルを試着しただけなのですが、以前にサン・クリスピンでチゼルトウのラストを作ったとと言う話を聞きました。それが実現していたならば、ラストによって、やはりサイズ感は違うのではないでしょうか。ラウンドトウ系については、分かりません……。

山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  

 

[No.191]  ふ   2010/05/06 (Thu) 22:07:01

山下さん、みなさまはじめまして。いつも楽しく拝見しているとともに、みなさまの知識の深さに驚くばかりです。

ところではじめて書き込みをさせていただくのですが、質問がございます。
サンクリスピンの2足目を購入しようと思っているのですが、モデルごとのラストの違い、サイズ感の違いはございますでしょうか?2ちゃんにも書き込みをいたしましたが、こちらにも識者の方々がおそろいだと思いますので、僭越ながら書き込みをさせていただきました。
どうかご回答のほどよろしくお願い申し上げます。

ドラゴンボール世代  靴なら何でも  

 

[No.190]  山下大輔   2010/04/23 (Fri) 21:26:40

先日行って参りました、ドイツ旅行からのレポートをサイトにアップ致しました。

「国際靴職人技能コンクール」にて、今年の日本人金メダル受賞者、三澤則行さんと奥山大(まさる)さんです!そして三澤さんは、前回の四之宮玄騎さん同様、名誉賞も受賞しておられました。奥山さんは香港在住でして、これからは香港にて、ビスポーク・シュー・メイカーを起そうと言うお考えだそうです。

そして、「革靴資料館」では、ウィーンのビスポーク・シュー・メイカー、マフテイのレポートです。今回のドイツ旅行では、マフテイのサンプルをじっくり観察できたのが収穫の一つでした(笑)。
マフテイは他の中東欧とドイツのビスポーク・シュー・メイカーと同様、ある程度、作業の簡略化を図っておりますが(図ってないメイカーもたまにあります)、それでもビスポーク・シューズにしてこの価格、さらにマフテイらしいハウススタイルもあり、かなり魅力的に思いました。


★ナポリ馬鹿さん★
マテルナ親方、今でも工房には来ておられるようですが、監修のような立場で、以前のように表には出ていないと伺いました……寂しいですね。
ただ、仰いますとおり、ウィーンのビスポーク・シューズは今でも十分にニーズが存在し、新しく職人さんを雇う余裕もあるらしいですね。イタリアではありえないそうで……。
中東欧とドイツのビスポーク・シューズの場合、フルハンドメイドでも、作業の簡略化に寛容的だったりしますから(日本でも同様のケースありますね)、価格も安く抑えられ、注文靴が健在でいられる理由の一つかなとも思います(他にも色々……)。もちろん、仰いますとおり、物価の差もありますよね。
あとはマイスター制度が普及していて、職人と消費者の距離が近いのも大きいのかも?です。


山下大輔でした。

キン肉マン世代  靴なら何でも  
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