[No.51]
羊ぬけ
ギンピング?ピンギング?
10/10 23:41 [オレたちひょうきん族世代] |
山下さん、みなさん、こんばんは。
前から疑問に思っていましたが、ランド・ホーさん、笙一郎の書き込みを拝見して改めて。靴の切り替え部分のギザギザの飾りの部分の名称ですが、「ギンピング」、「ピンキング」どちらが正しいのでしょうか?
かつて、コルフさんが、ジョージ・クレバリーのカネーラ氏から「gimping」と教わったという話を読んだ(noriさんのページ)ので、そうなのかーと思う一方、ネットで検索すると「ピンキング」の方が多数派のようです。
辞書で調べてみるとギンピングは載っていないのですが、「gimp」という単語はあり、笹縁(ささべり)、すなわち、「衣服の縁、袋物やござなどのへりを、補強や装飾の目的で、布や扁平な組紐で細くふちどったもの」だそうです。なるほど、切り替え部分のギザギザ飾りを指す言葉としておかしくないですね。
しかし、もう一方のピンキングを調べてみると、「特殊な歯の鋏(はさみ)で布や紙などの端をぎざぎざの山形に切ること。ぬいしろの始末や縁取りの装飾に用いる」とのことですから、これぞドンピシャ!という感じ。一見こちらの方に分がありそうです。
ところが(どっこい)。海外のサイトを"brogue pinking"、"brogue gimping"で検索してみてください。どちらでも引っ掛かるけれども、"pinking"よりも"gimping"の方が一般的なような感じがしませんか?
とあるサイトの靴用語集でこんな解説を見つけました。どこまで信用がおけるサイトなのかわかりませんが・・・。
Gimping
The zig-zag crocodile teeth style of cutting on the edge of some shoes is called Gimping. It is machine cut, much like a sewing machine and serves not only as a decoration, but to make weakly cut edges more palatable.
ほら、やっぱり「ギンピング」が正解でしょう!と思ったら、その後にこんな一文が・・・。 Also called pinking or saw-toothed.
ありゃ、どっちでもいいってことですか?なんかすっきりしないなー。「のこぎりの歯」ってのは初めて聞いたので、豆知識が増えてよかったけど。
《ランド・ホーさん》
お久しぶりです。情報提供ありがとうございます。
確かにギザギザ(以降この呼び名にします。)が無いとすっきりした印象ですね。しかしバランスに気をつけないと、のっぺりした顔になってしまうような気もします。このあたり、職人さんのセンスに任せるのは賭かもしれないので、模型でも作ろうかと思います(笑)
しかし、o.eに続きハンザワとオーダー連発、うらやましい限りです。私もo.eにはかなり惹かれています。
《笙一郎さん》
初めまして。
おおー、すでにお持ちでしたか。ビスポークのようなスマートなシェイプの靴ならぴったりなんでしょうね。私がオーダーしようと考えている靴工房は、くびれたウェストとかはあまり期待できないです。イメージしているのはチャーチのチェットウィンドのような、ちょっとぼっちゃり目のものなんですが、でもこれでギザギザ無しはどうなんでしょうか・・・?
靴係数、平均で1.33というのは凄いかもしれません。スーツが安いというより、靴が高価なものが多いのではないかと拝察します。
《セール情報》
いつもセール、セールって言っている気がしますが、懲りずにまたセール情報です。
この時期は各百貨店で紳士服セールをやっていますが、松屋銀座ではグレンソン、ヤンコ等靴も若干出ていました。
マスターピースもあり、ブラインドブローグのチャッカブーツ、黒が4.2万円、茶が3.6万円位(同じデザインに見えるけどなぜか黒がFで茶がDでした。)、ホールカット(黒と茶)が5万円台。サイズもある程度あります。念のためチャッカを試してみましたが、どうも足に合いませんでした。
フットマスターは3万円少々からでした。気に入ったものでサイズが合えばかなりお買い得ですね。
私は美しい茶のセミブローグに惹かれました。価格は3万プラス消費税で半額以下です。欲しいです。お金は無いけどカードがある。妻に何と言い訳するか・・・。
が、残念ながらマイサイズ無しでした。悔しいけど、まあ予定外の出費をせずに済んだと前向きに考えています。(でも、やっぱり欲しいー) |
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