ポール・スミスのビスポーク仮縫い報告
Try on report at London PAUL SMITH |
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2004年11月2日に注文し、その後、ヨーロッパ大陸を巡って12月28日にロンドンへ帰って来た僕。その翌日の13時、僕はポール・スミスの仮縫いへ向かいました。今回はそのご報告です。 もっとも、仮縫い状態のスーツを着て、先方にフィット具合をチェックをして頂いただけで終わりましたので、内容は寂しいのですが……。僕自身、経験・知識にも乏しいですしね。画像をご覧頂いて、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。 仮縫いは前回も応対して下さった、マネージャーのクリストファーさんと、職人のジョンさんを交えて行いました。フィッテングの担当が、前回採寸して下さったトムさんと違うので、ちょっと不安になる僕。 |
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まずはトラウザースのチェック。フィット具合を見るなり、ジョンさんは「あれ?」といった表情。 「やせた?」 そう聞かれました。長旅のせいで、僕のウェストは若干細くなっていたのです。 トラウザースについては、丈を少し短くしたいとジョンさんからご提案がありましたので、了承しました。 |
続いて、ジャケットのチェックです。着丈が短いのはハウススタイルのせいか、僕が着ていたジャケットが短めだったのでそれに倣ったせいか、或いは僕かチビだから足を長く見せようとしたためか、さて、どれなのでしょう? |
「もう少しボタン位置を下げるが、それでいいか?」 ジョンさんはそういうご意見だったのですが、僕はこれで問題ないように思えたので、このままでOKですと伝えました。 しかし、日本に帰国後、とある方からこういったアドヴァイスを頂きました。 「日本人は頭が大きいので、Vゾーンは広い方がバランスが良い」 なるほど……。とくに僕は、日本人の中でも頭が大きいので、確かに、Vゾーンは広めにした方が良かったかも。仮縫いはもう一度行いますので、その際に、また相談してみようと思います。 |
ベントはまずまずきれいに落ちてますね。 |
とくにさしたる時間はかからず、仮縫いは終了しました。 雑誌やポール・スミスのサイトによると、「仮縫いは2回」と書かれておりまして、僕もその覚悟だったのですが、どうやら1回でもOKのようです。 「出来上がったら、日本へ送るね」 仮縫いが終わるなり、クリストファーさんからそう言われました。僕が日本在住のせいでしょうか、何度もロンドンまで来るのは難しいだろうと、気を使って下さったみたいです。ただ、僕はフォスター&サンの仮縫いもあるので、再びロンドンへ来るのは全然苦になりません。 「仮縫いは2回お願いしたいんですけど……」 「OK。まったく問題ないよ」 再度の仮縫いは、アッサリ承諾して頂きました。 帰り際、僕にコートを着せてくれたクリストファーさん、ニッコリ笑って一言。 「Very good coat」 嬉しかったですね~。このコートはもちろん、竹下さん謹製です。 |
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またも記念撮影!チビの両隣に長身のお二人がいて、なーんだか連れ去られた宇宙人みたいになっちゃっていますが……(笑)。 左が注文時も接客して下さったクリストファーさん。右が職人のジョンさん。ジョンさんはハンツマンにて修行をされたそうです。 |
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さて、こちらは06年7月12日に行った、2回目の仮縫いの様子です。この時は、僕が注文時と比べて、さらにやせてしまったため、ちょっと襟が抜け気味でした。 「上襟を上げてフィットさせるが、それでいいな?」 ジョンさんはそう話されており、当然僕も了承です。問題があったのはそのくらいで、2回目の仮縫いも、つつがなく終了しました。 その後は少々雑談させて頂いたのですが、 「2回目の仮縫いに、こんなに待たされたのは初めてだよ。1年以上、仮縫い状態のまま、ここに吊るされててさ~。いや~、2年目の誕生日を待たないで良かったよ(笑)」 僕はそう笑われてしまい、とにかく恐縮するばかりでした……。迷惑なお客で、ごめんなさい。 それにしても、ジョンさんがお召しになっている、細かいチェックでダブルカフスのシャツ、いかにもポール・スミスらしいデザインと色で、素敵ですね。 |
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PAUL SMITH Westbourne House MAP | |
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