EDWARD GREEN for PAUL STUART “MALVERN” |
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ポール・スチュアートのセールで購入しました、いわゆる旧工場製のエドワード・グリーンです。かなり勢いに任せて買ったので、お恥ずかしい事にサイズが合っておりませんが、ユニオン・ワークスさんでサイズアジャストしてもらい、ある程度は良い感じになりました。 現在のエドワード・グリーンよりも、ブローギングがずっとクッキリ施されていまして、とても美しい仕上がりですね。ただ、いささか華美な事もあって、着る服は少々選びます。 ソールにある「MADE IN ENGLAND」の刻印は太いブロック体となっており、製造は80年代後期と推測されます。革は現在のものより質の良さはもちろん、厚みもありますね。購入当初の艶はそれほどでもなかったのですが、磨き続けて1年ほど経った後の、味わい深さは格別です。 色は現在のエドワード・グリーンではどうやら廃盤らしい、Meleze calf。ダークオークよりもやや薄く、ほんのり赤みがかった濃茶色でして、ほんのうっすらとした型押しも施されています。 |
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アウトソールには、上に見られるように、「△」型の模様が周りにグルリと刻印されております。昔のビスポーク・シューズは、職人さんが自分が作ったという事を証明するために、「唐草」と言って、仕上げにこのような模様を焼きゴテで施していたようですね。当時のエドワード・グリーンは、こういうところまでビスポークシューズに近い仕上げにしようとしていたのかなー?なんて考えています。これはポール・スチュアート側の別注なのか、それとも当時のエドワード・グリーンには、すべてこういう刻印がされていたのか、どちらなのでしょうね? もっとも、この「唐草」は、あまり値段の高くない靴にも施されていたりしますから、とくに手間のかかる仕事というわけではないのでしょう。 ご覧のとおり、ヒールの右上部分がカットされています。これは、角が反対側の靴に当たってキズが付くのを防ぐため、また、ズボンの裾がヒールに引っかからないようにするための配慮だそうです。 こういった仕様からも、当時のエドワード・グリーンが、現在よりもさらに手間暇かけられて作られている事が分かりますね。 ただ、このカット、なぜか右足にしか施されていないのです。前述したように、この靴はセールで購入したのですが、左足にこのカットを忘れてしまっていたがために、セールに出た可能性が高そうです。 ……なんて、色々書きましたが、実のところ、この靴についての文章に関しては、Noriさんのサイトにおける、掲示板の過去ログの内容とカブっちゃう点が多いんですよね。失礼致しました〜。 |
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