ジャーマン・リビング展でのクレマン報告
Bespoke shoe maker at Basthorst BENJAMIN KLEMANN |
05年6月8~10日に、東京ビッグサイトにて開催されました、ジャーマン・リビング展!ドイツの名職人・ベンヤミン・クレマンさんも出展しまして、その様子をご報告させて頂きます!
ぢんたさんのご好意で(ありがとうございました!)、僕はジャーマン・リビング展の前日に、クレマンさんとその息子さん二人、そして靴好きの皆様とごいっしょにお食事ができる機会がございました。
クレマンさんはとても親切かつ気さくな方で、僕がその日に履いていた、コンヴァースのオールスター・黒のハイカットを指して、「君のビスポーク・シューズか?」と冗談を言ったり、靴を履こうとした時には、「これ使いなよ」と、ご自身が携帯している靴べらを貸して下さったりしました。
そして、ジャーマン・リビング展では、ぢんたさんが日本人カスタマー代表として、突然、ドイツの雑誌記者さんにインタヴューを受ける一幕もございました。
帰る際に、僕が「アウフ・ヴィーダーゼーエン(ドイツ語で、さようなら)」と言いましたら、日本語で「サヨナラ」と笑って言ってくれた、クレマン親方です。
それでは以下から、画像とともにどうぞです!
※ 1~7・10~14枚目の画像をクリックして頂ければ拡大画像が出ます。
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ジャーマン・リビング展での、クレマン・シューズのブース。真ん中に立つは、ドイツ人らしい、均整のとれた体格がカッコ良すぎ!ベンヤミン・クレマン親方。両脇を固めるは、クレマン親方のワークショップにて職人として働く息子さん。
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クレマン親方の息子さんは、デモンストレーションとして、ひたすら作業に打ち込んでおられました。 |
同じく、クレマン親方の息子さんの作業の様子。ラストに貼り付けられているコルクが、フットベッド(瘤)として、インソールに仕込まれます。 |
ブース内に置かれたサンプル。左が英国スタイル、右がロシアン・カーフを使用したブダペストスタイルですね。 |
上品な内羽根レースアップ・ブーツ。エッジの立ち具合やトウラインは現代的ですね。 |
エレガントな英国スタイル |
ユニークな発想!ツイードとのコンビ・シューズです。ソールにはスパイクが付いておりまして、クレマン親方曰く、「ゴルフ・シューズ」 |
ブダペストスタイルのモンクストラップ |
オーストリッチとのコンビ・シューズ |
存在感あります!象革使用のブーツ! |
使用されるパターン |
焦げ茶、灰色、赤、タン、茶……と象革が5色も揃ってます! |
僕は初めて見ました!なんと!鯉の革です。他に珍しい革としては、オーストレッグにシャークスキンもありました。 |
実際に製作に使用される革。一番左に掛けられているのは、ロシアン・カーフ! |
底材用の革
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