U-SANさんご注文のジェイソン・エイムズベリーのビスポーク

Bespoke shoe maker at London JASON AMESBURY
U-SANさんご注文のジェイソン・エイムスベリー画像です!
文章から、履き心地の素晴らしさがすごくよく伝わってきますね!シェイプも強烈に絞られたベヴェルド・ウェイストが艶かしく、デザインも普遍的で美しいです。

以下から、U-SANさんのコメントとともにご覧下さい。U-SANさん、画像と詳細なコメント、どうもありがとうございました!

※ 画像をクリックして頂ければ拡大画像が出ます。



ジェイソン・エイムズベリーにオーダーしたビスポーク靴です。
昨年の11月にオーダー、5月にフィッティングをチェックしその後若干の調整とシューツリーの作成を経て8月中旬に受け取りました。
完成品を履いての感想は「裸足より歩きやすい」というものです。緩くも無く、きつくも無く、足全体に革が吸い付くようです。また、履くと自然に背筋が伸び、姿勢が良くなります。
また、歩行のしやすさも特筆物で、私は開帳足(ほとんど外反母趾)で既製靴ですと必ず靴底が片減りするのですが、この靴ではそれがありません。足の平全体で地面を捉えている感じがします。
1日履いても足が全く疲れず、帰宅しても靴を脱ぎたくない気持ちになります。
これからガンガン履いて、2足目のオーダーの際にまた彼に感想と要望を伝えようと思います。それにしても1足目からこれだけ満足度の高い靴が上がってくるとは・・・正直ビスポーク舐めてました。ゴメンナサイ!という気持ちです。
また、シューツリーの見事さにも言葉を無くしました。もはや工芸品の域です。ただ、私の足の不恰好さから、靴全体のシェイプはあまりスタイリッシュに見えないかも知れません。この靴の良さを画像でお伝えできないのが残念です。
それではご覧ください。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク

最初の注文は基本中の基本ということで黒のストレートチップにしました。革はポーランド産のボックスカーフです。驚くほど柔らかい革です。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク

つま先の形状は「アーモンドトゥ」(スマートなラウンドトゥ)を指定しましたが、前述の外反母趾のためボールジョイント部が幅広く、ロングノーズにもしなかったので結果的に普通のラウンドトゥに落ち着いたみたいです。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク

ヒール部はシームレス、かつピッチドヒールにしました。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク

外側です。小指側のサイドのエッジが垂直に近い形で立ち上がっているのがお分かりになりますでしょうか?
小指が当たることへの配慮もあると思いますが、なんだか大陸の靴のようですね。ラストメーカーとして研鑽を積んできたジェイソンの経験から導き出された形なのでしょう。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク

内側です。私は土踏まずがかなり高いので、ウエスト部がものすごくえぐれたように見えます。実際、踏まず部分のフィット感は素晴らしいです。で、下から見ると・・・
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク、アウトソール

これが靴底です、ウエスト部を両側から叩いて、真ん中に峰のような折れ目が出来ています。これを彼は「フィドルウエスト」と呼んで、ベベルドウエストとは区別しているようです。ボールジョント部とウエスト部の幅の差がすごい!
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク、シュー・トゥリー

これが掲示板でも以前話題になったシューツリーです。素材はチェリーです。ツリーの素材はオーダー時に、他にマホガニー、ビーチも選べます。ビーチは旅行用の軽量タイプ(一体型=ヒンジで繋がっており、足の裏部分がくり抜かれているタイプ)用の素材です。
三分割の真ん中を有名な「ビーバーのしっぽ」というハンドル形状にしようかとも考えましたが、収納・運搬の事を考えて断念しました。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク、シュー・トゥリー

とにかく仕上げが素晴らしく、これだけを棚に飾っておきたくなります。
ジェイソン・エイムズベリーのビスポーク、シュー・トゥリー

シューツリーはラストの形状を忠実に反映しているようで、ねじれ具合が良く分かります。実は足裏の形状・ボールジョイントの出っ張りも再現されており、とにかく靴から抜くのに難儀します。



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