国際靴職人技能コンクール2007年 銅メダル受賞 カリーナ・エネロス International Efficiency Contest of the Shoemakers 2007 - CARINA ENEROTH - |
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スウェーデンのストックホルムからご参加の、カリーナ・エネロスさんです。エネロスさんは「Skomakeri Framat」というお店に所属されており、作られている靴も、クラシック、モード、ヒストリカル、オーソペディックと幅広いようですね。 エネロスさんは84年から職人修行を始め、それから3年後に、靴修理の仕事を請け負うようになったそうです。そして94年より、靴職人の親方であるヨーテ・カールソンさんに師事し、靴修理師から靴職人へ転身。やがて、カールソン親方は引退し、その工房はエネロスさんが買い取ったそうです。 現在では、エネロスさんは「靴修理師」と「靴職人」、ともに親方であり、そしてスウェーデン国王により、スウェーデン王室の靴の相談役にも任命されているそうです。 また、エネロスさんの靴は、同じくスウェーデンのビスポーク・シュー・メイカー、「MELKER SHOES AND BOOTS」を通じてでも注文できるようです。 |
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こちらが銅メダル受賞のブーツです。かわいらしくもシックで、上品なデザインですね。踵のラインもしっかり出ており、フィット感も良さそうです。ソールにも同じ革をあしらい、ユニークなセンス! |
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ピンボケしちゃっておりますが、受賞靴と同じ革を用いて作った、エネロスさんのバッグです。 |
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ここからはコンクールに出展した靴ではなく、全てエネロスさんからご提供して頂いた画像になります。エネロスさん、どうもありがとうございました。 さて、こちらはエネロスさん曰く、「もっともお気に入りのダンス・シューズ」だそうです。色使いといい、ガルーシャ革の質感といい、美しい靴ですね。ストックホルムをはじめとする、スウェーデンでの演劇や、オペラでの劇場用靴も作っているそうなので、見栄えする靴はお得意なのかもしれません。 |
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おそらくレディースであろう、ショート・ブーツ。鮮やかなライニングがささやかなオシャレ心ですね。デザイン性の高い靴が多そうですが、コンフォート性も当然重視しているそうです。 |
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こちらのパンプスも、ライニングが色違いですね。 |
メンズのオックスフォード・シューズ。 |
キャリア8年。同工房に勤める職人さんであり、エネロスさんの親友でもある、オァサ・ラスムスセンさん。コンクール会場にもいらしておりました。ラムスセンさんは「靴修理師」の親方であり、「靴職人」としても、もうすぐ親方になられるそうです。工房では、他にアンナ・リンドクイストさんという研修生がいらっしゃるそうで、女性だけの工房のようですね。 |
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こちらは、作業の様子です。 |
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