| ハンガリーの注文服店
Bespoke Tailor in Hungary |
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| ハンガリーにあるテイラー、３店のご紹介です。ただ、少し残念なのは、帰国後に知ったのですが、ブダペストにはフェルディナンド・マックス・アンゴルや、テイラー・スタイルというテイラーもあるとの事。さらにセーケシュフェヘールヴァールという街には、こんなテイラーもあるそうです。 しかし、滞在していた時の僕は、そんなテイラーがあるとはまったく知らず……やっぱり、もっと下調べしてから行くべきだったなあと後悔しております。 なお、ハンガリーはチェコ以上に物価が上昇しておりますので、下記にある価格も変わっているかもしれません。ご了承下さい。ちなみに、僕がハンガリーに滞在していたのは04年11月28日～12月４日です。 ※ ２･３・６･７枚目の画像をクリックして頂きますと、拡大画像が出ます。 |
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| ビスポーク・テイラー GONDON GYORGY | |
 ゴンドン・ジョージュはデブレツェンの注文靴店・マヌアールの左二つ隣にあるテイラーです。60代ぐらいの職人さんが、お一人で仕事をしておられました。 店内には証書が飾られておりまして、「これは何ですか？」と質問すると、「マイスター」とのお答えでした。親方職人としての免状なのでしょうね。 価格は、なんと60,000フォリント（約36,000円）～！もしかしたら、ジャケットのみの料金かもしれませんし、生地代除く仕立て代のみの料金かもしれません。しかし、それを考慮しても驚異的な安さです。もっとも、ハンガリーのハンドメイド・シューズの価格を考えると、それも納得できます。 ちなみに、ここの職人さん、英語は通じません。 |
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 ゴンドン・ジョージュの看板。ひょっとしたら、店名はサボーの可能性もあります……。 何分、僕はマジャール語はさっぱりなもので、ご了承下さい。ただ、どうもszaboとは、マジャール語でテイラーを表すらしい？ |
 ショウウィンドゥには、色褪せた昔のファッション雑誌の切抜きが飾られておりました。なんとなく、町の仕立て屋さんの雰囲気ですね。 |
| ビスポーク・テイラー EURO TAILOR | |
 ブダペストのインターコンチネンタルホテル内にあるテイラー、ユーロ・テイラーです。さすがに五つ星ホテルだけあって、英語は可で、内装も洗練されております。ネクタイやカフリンクスといった、小物も充実です。 資本は香港のようで、ハンガリーならではのテイラーと言うより、宿泊客相手の便利テイラーですね。拠点はブダペストながら、実際の製作も香港で行うようです。 価格はスーツが400ユーロ～、シャツが60ユーロ～とリーズナブル。でも、ハンガリーにはもっと安いテイラーがありますので、果たしてお得と言えるかどうかは微妙です。このテイラーでは、サイトからのオンライン・オーダーも受け付けているようですね。 |
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| ビスポーク・テイラー ENERGY | |
 ブダペストにあるテイラー、エナージュです。住所はBudapest 1072 Akacfa u. 36。ちょっと分かりにくいところにあります。 看板に描かれている服はクラシックですが、店内にあるサンプルは変則的なデザインが多かったです。つまり、あらゆるデザインの要望に応えられるという事でしょう。スタッフさんも数名抱えておりまして、大きいとは言えないながらも、それなりの規模のテイラーのようです。 ゴンドン・ジョージュが地域密着型のテイラーなら、ユーロ・テイラーは宿泊客相手のテイラー、そして、ここエナージュは"洒落者が集うテイラー"といった雰囲気でした。 さて、お仕立て料金ですが、60,000～100,000フォリント（約36,000～60,000円）と、やはり相当な安値ですね。シャツのオーダーも受け付けております。生地はゼニアが置いてありました。また、靴も取り扱っておりましたが、出来はイマイチでしたので、真面目に見ませんでした。 ご覧のとおり、看板にはマジャール語だけでなく、英語も併記されているのですが、スタッフさんは英語が話せませんでした（笑）。しかし、店内にいた30代前半ぐらいのお客さんが、親切にも英語での通訳をかって出て下さり、嬉しかったです（笑）。どうもありがとうございました。 余談になりますが、西欧よりも東欧の人の方がスレてなくて、温かみのある方が多いんですよね……。あくまで、僕の個人的印象ですけども。 大きな地図で見る |
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 エナージュの店舗は二つあり、それぞれが向かい合って建っております。上画像は、そのもう一方の入り口です。 |
 エナージュの広告。72時間以内に仮縫い可能と書かれているようです……早い！そして、完成までは８～10週間との事。 |
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| Shoes top |
