| ツイードの町 ドニゴール州
County Donegal that is town of tweed |
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冬のカントリー・ウェア用として人気のある、ツイード。そのツイードの産地として有名なのは、まずスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島で生産される、「ハリス・ツイード」。そして、そのハリス・ツイードと並び称される産地が、アイルランドのドニゴール州(County
Donegal)で生産される、「ドニゴール・ツイード」です。僕がそのドニゴール州に向かったのは、06年６月末の事でした……。 まずこちらが、ドニゴール州ドニゴール、中心街の様子です。観光客が多いので車の数は多いものの、全部見て回るのに一時間もかからない、小さな町です。 なお、Donegalは、日本ではドネガルと書かれたりしますが、正しい発音は"ドニゴール"です。もっとも、Tweedも、正しい発音はツイードではなく、"トゥイード"なのですが……現地でツイードと言っても、通じません（笑）。 |
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| ツイードバッグ・帽子メイカー ハンナ・ハッツ
Donegal tweed bag and hats maker - HANNA HATS - |
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 ドニゴール・ツイードを使用した、帽子とバッグの専門メイカー、「ハンナ・ハッツ」のオフィス兼工房です。日本でも、ビームス等のセレクトショップで取り扱われておりますね。1924年創業の老舗で、前身はビスポーク・テイラーだったそうです。場所は、ドニゴール郵便局のすぐ近くです。 |
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 工場内に置かれていた、完成品のバッグ。僕はここのショルダー・バッグを、お土産用として40ユーロで購入して来ました（笑）。 |
 完成品の帽子。ツイードのパッチワークが、このメイカーならでは個性ですね。 |
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職人さんの仕事の様子。ハンドアイロンで、丁寧に仕上げてゆきます。僕はアポイントなしで、飛び込みで見学をお願いしたせいか、工場内では、この作業しか見せてもらえませんでした（笑）。 |
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| アイリッシュ・ファッション・ブランド ジョン・モロイ
Irish fashion brand - JOHN MOLLOY - |
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 ドニゴールの中央広場（ザ・ダイアモンド）沿いには、アランセーターやツイードのメイカーで知られる、ジョン・モロイの直営店もありました。このブランドも、日本のセレクトショップで見かけますね。さらに、ドニゴールの観光案内所では、ジョン・モロイの商品30ユーロ以上お買い上げの方には、10％オフの割引券が置いてありました（笑）。 価格は06年６月時点で、メンズのツイード・ジャケットは152ユーロ、レディースのツイード・ジャケットは134ユーロ。手編みのアランセーターは120ユーロ前後、機械編みのアランセーターは49ユーロ。ツイード生地は１ヤード（91.5㎝）あたり19ユーロでした。こちらで織られる生地は、全てダブル幅（150cm幅）のようですね。 ちなみに僕は、ここの２階にある安宿に宿泊しておりました（笑）。 |
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| Shoes top |
