ぢんたさん所有の古幡雅仁さん謹製ビスポーク
Bespoke shoe maker at Tokyo Masahito Furuhata
ぢんたさんがご注文された、古幡雅仁さん製によるビスポーク・シューズの画像です。

一言でビスポーク・シューズ、フルハンドメイド・シューズと言っても、その手間のかけ方は様々で、細かな点で差異が見られます。そして古幡さんの場合、パーツや芯材までもハンドで作成、加工していく古典的な手法です。この手法ですと、至るところで細かな調整ができ、より高いクォリティを追求できるメリットがありますが、同時に、職人さんにも高い技術が要求されるため、技術不足の方が作ると、出来の悪さがハッキリと出て、品質も安定しないデメリットがあります。

しかし下の画像を見る限り、その懸念は無用のようです。ウェルトや芯材は均一に漉かれてピタリと合い、釣り込まれたアッパーのラインも流麗、ステッチも細かく、丁寧に走っておりますね。古幡さん、さすがの腕前です。

ぢんたさん、貴重な画像、どうもありがとうございました。


※ 5〜7枚目の画像をクリックして頂ければ拡大画像が出ます。
古幡雅仁さん製仮縫い用ダミー・シューズ

雑誌「LAST」の最終号にも掲載された、仮縫い用のダミー・シューズです。こちらを貸し出してしばらくお客様に履いてもらい、フィッティングをチェック後、本番の靴作成に入るそうです。
古幡さんのビスポーク・シューズはシームレスヒールが標準仕様ですが、ライニングもシームレスヒールなのがご確認頂けると思います。ガットなどで見られる、パターン作成方法ですね。
古幡雅仁さん製仮縫い用ダミー・シューズのインソール

インソールに打たれた釘跡が示すとおり、ダミー・シューズもハンドで釣り込みされております。
古幡雅仁さん製仮縫い用ダミー・シューズのソール

ダミー・シューズでは、アウトソールとヒールは接着のようです。
古幡雅仁さん製ビスポーク・シューズ

そして、完成品の画像です。ガットと同様のラインを描く、クラシックなスタイルですね。
古幡雅仁さん製ビスポーク・シューズ

正面から。さすがに品があります。
古幡雅仁さん製ビスポーク・シューズ

トウスプリングがなく、つま先までピタリと接地するのも、ガットをはじめとするイタリアらしい作りです。


滑り止めとして、ソールには切れ込みを入れておりますね。



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