Crockett&Jones

Hand grade line

“WHITEHALL”
クロケット&ジョーンズ、ホワイトホール

革靴の基本形とも言える、黒の内羽根キャップトゥ。330ラストを使用した、クロケット&ジョーンズのトップレンジ、ハンドグレード・ラインです。ショートノーズなこともあって、エドワード・グリーンのようなスマートさはありませんが、普遍的な英国靴らしい雰囲気はありますね。
このハンドグレード・ラインのヒールも、角かカットされており(もちろん両足)、引っ掻き防止の処理が施されています。

ちなみに2001年になって、ポール・スミスがこのクロケット&ジョーンズのハンドグレード・ラインの販売を始めましたが、ハンドグレード・ラインがジョン・ロブ・ラインというネーミングになっていました。こういうわざとらしいネーミングはやめて欲しいと思うのは僕だけでしょうか?ただ、デザイン的にはポール・スミスらしく、ちょっとひとひねり加えてありますから、好みに合う方にとっては、魅力的ですね。

現在、ロイド・フットウェアのトップレンジである“マスターロイド”が、このクロケット&ジョーンズのハンドグレード・ラインと同じである事はよく知られていますが、やはり、細かい仕様変更はあるようです。
以前に見比べてみましたところ、マスターロイドのソールの方が色が濃かったですので、どうも底材は違うものを使用しているようです。
また、ヒール部のピン打ちも違っておりまして、僕の所持しているハンドグレード・ラインは、左の画像のとおり、ヒールの周りにピンが一定間隔で打たれているのに対し、マスターロイドの方は右画像にあるエドワード・グリーンのヒールのように、三つ一組のような形で打たれていました。

そして実際に、同じ330ラストで、同サイズ、同ウィズのホワイトホールを履き比べてみましたところ、僕の所持しているものよりも、マスターロイドの方が小指部分が楽に感じました。最初は、若干のラスト修正が施されているのか?と考えていたのですが、もしかしたら、日本への輸出品ということで、ウィズ表記は同じでも、実際のウィズは一回り大きく作られているのではないか?とも考えています。







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