ステファノ・ベーメルの2003年製シングルモンクストラップ。
革:バケータの銀面
靴のモデル名ですが、CREMONESE(クレモネーゼ)とお願いしました。
これは色と質感をヴァイオリンのストラディバリのオリジナルフィニッシュ(ニス)のように仕上げていただきたかったので、これらの名器の産地であるイタリア、クレモナ地方にあやかって命名していただきました。現存する多くのストラディバリは黄金色に近い茶色の上に部分的に、オレンジがかった赤い部分がニスとして残っています。しかし塗りたてのニスの色はヨー ヨー マのチェロのように赤黒く、わずかに斑紋がかったアンティーク仕上げとされており、ベーメルさんの友人であるヴァイオリン製作家に相談して色を再現していただきました。雨の日でも履きたいのでソールには極薄ラバー仕上げです。